元プロ野球選手で野球解説者の工藤公康氏が12日、Youtubeチャンネル『ミスターパーフェクト槙原』で公開された動画「【同郷&同級生】名電エース・工藤公康は偶然の産物だった? 『もともと中卒で働く予定だった』【ほろ酔い対談】第3話」に出演。中学時代に経験した“トレード”を明かした。
もともと小学生のときに野球をしていたが、1学年上の生徒にイジメを受けたことなどもあり、中学入学直後はハンドボール部に入部した工藤。「夏の大会が終わると、1・2年生になる。ハンドボールも結構投げられた」「ハンドボール投げの体力測定で、全校で一番投げてたんですよ」と身体能力の高さを発揮し、自身としても「レギュラーなれるな」と考えていたという。
しかし、ある日、ハンドボール部の顧問から呼び出され、「工藤、今こいつ(別の生徒)が野球部にいるんだが、『ハンドボールをやりたい』って言ってる。呼んだ理由が分かるか? お前、明日から野球やれ」と告げられることに。
この通告に、当時の工藤も「僕、ハンドボールやりたいんですよ」と反論したものの、顧問は「小学校のときやってたんだろ? なんで中学に入ってやらないんだ」「ダメだ。明日から野球やれ!」と聞かなかったと打ち明けた。
この話を聞き、槙原寛己氏も「トレードじゃないですか!」「中学時代にトレードってあったんだ」と驚きっぱなしだった。