小学館集英社プロダクション(ShoPro)は8月1日、「お⼦さんの教育に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は6⽉16⽇〜18⽇、全国の未就学〜⼩学⽣の⼦どもをもつ男⼥209名を対象に、インターネットで行われた。

育児・教育で「祖父母とジェネレーションギャップ」は半数超

  • 教育において祖父母とジェネレーションギャップを感じること

    教育において祖父母とジェネレーションギャップを感じること

「育児やお子さんの教育において祖父母とジェネレーションギャップを感じることはありますか?」と尋ねたところ、56.0%が「ある」と回答。

具体的には、「祖父母は“育児家事=母親メイン”と考えている」(34.2%)、「祖父母よりも親世代(回答者世代)のほうが父母で協力して育児をしていると感じる」(32.5%)、「祖父母と違って共働きなので子どもと向き合える時間が少ないと感じる」(29.9%)が上位に。共働き世帯の増加がおおいに反映された結果といえそう。

「費用を出してほしいが伝え方が難しい」の声も

祖父母にどんなサポートをしてほしいのかを聞くと、「金銭的な援助」(33.5%)、「親の不在時に子どもを預かってほしい」(28.7%)、「子どもと遊んでほしい」(19.1%)が上位にあがった。

  • 祖父母に気を遣ってしまうことや気になること

    祖父母に気を遣ってしまうことや気になること

次に、「お子さんの教育や習い事について祖父母と話をするときに、気を遣ってしまうことや気になることはどんなことですか?」と質問したところ、「特にない」が最も多く31.1%。

次いで「費用を出してほしいが、伝え方が難しい」(18.2%)、「経済状況を心配されたり、確認されたりする気がする」(17.2%)、「昔と今では学習方法やトレンドが異なるのに、安易にアドバイスされているように感じる」(16.7%)、「祖父母にお説教されているように感じる」(14.4%)と続き、祖父母からのアドバイスをネガティブに受け止めてしまう親も一定数見受けられた。