俳優の倉悠貴が主演を務める映画『OUT』(11月17日公開)の追加キャストが2日、明らかになった。

  • (上段左から)渡辺満里奈、杉本哲太 (下段左から)シソンヌ・じろう、千鳥・大悟、庄司智春 (C)2023『OUT』製作委員会

    (上段左から)渡辺満里奈、杉本哲太 (下段左から)シソンヌ・じろう、千鳥・大悟、庄司智春 (C)2023『OUT』製作委員会

同作は、品川ヒロシの自伝を小説化した『ドロップ』の後日談で、累計600万部超えの人気コミック『OUT』(秋田書店)の実写化作。少年院から出所した17歳の井口達也(倉)は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られることとなったが、出所初日に暴走族・斬人副総長の安倍要(水上恒司)とタイマンで喧嘩をしてしまう。喧嘩には勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意。2人は交流を深め、達也の壮絶な更生生活が始まっていく。

今回ヤンキーたちとぶつかりながらも強い信念で支える大人キャストが公開。少年院から出所した達也(倉)を住み込みで受け入れる焼肉屋「三塁」主人のおじちゃんを杉本哲太、おじちゃんとともに焼肉店を切り盛りする達也の叔母のおばちゃんを渡辺満里奈が演じる。

さらに、達也に対し警戒心を剥き出しにする少年課の刑事・石戸役でシソンヌ・じろう、少年院を出る達也を見送る教官役で千鳥・大悟が出演。そして、監督・品川ヒロシを最もよく知る人物で、かねてよりYoutube『ハロー! 品庄チャンネル』などで今作出演について思いの丈を語っていた庄司智春も達也に因縁をつける焼肉店の客役で出演。場面写真も公開された。

コメントは以下の通り。

■杉本哲太
――今回の役どころについて

とにかく喋らない寡黙な焼肉屋のおじちゃんで、訳ありの過去を持っていそうな人物です。口癖は「お前は馬鹿だけどクズじゃねえ」。

――品川ヒロシ監督について

喋らない役だからこその感情を表情で表現するシーンが多かったのですが、監督が細かいところまでよく見てくださっていたので、とても信頼できて演じやすかったです。微妙な表情の修正まで現場で探りながら、監督のOKをもらいながら役を作っていきました。

――撮影はいかがでしたか?

一緒のシーンが多かった主演の倉くんが日に日にいい顔になっていくのが、ほんとに親戚のおじちゃんみたいに嬉しかったです。

――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

馬鹿者達の馬鹿者達による馬鹿馬鹿しすぎる程の熱くて痛くて泣ける青春を観てやってください。“おじちゃん”より。

■渡辺満里奈
――今回の役どころについて

少年院から出てきた主人公・達也を受け入れ世話をする叔母、おばちゃんとして出演させていただいております。狂犬といわれている達也だけど、彼の優しい心、情に厚くまっすぐなところを理解し、支える身内です。

――品川ヒロシ監督について

品川組はとても温かく、チームの一体感がある素敵な現場でした。いつもニコニコしていて、出演者とも楽しく話をするアニキ的な存在でしたが、穏やかな中にもぶれない強さ、緊張感がある監督でした。

――撮影はいかがでしたか?

ホッとするシーンあり、緊張感あるシーンありで、ハラハラドキドキを楽しみながらの撮影でした。

――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

がむしゃらで無鉄砲なまでに一生懸命生きる若者たちに胸が熱くなること間違いなしの映画です。ぜひ映画館に足を運び、大きなスクリーンでその迫力を味わっていただきたいです。

■じろう(シソンヌ)
――今回の役どころについて

いや〜な役でした。

――品川ヒロシ監督について

僕に意地悪な役をやらせて、にやにやしています。

――撮影はいかがでしたか?

映画、ドラマの現場は知り合いがいなくて1人の時間が多いのですが、監督が品川さんだといつもお喋りをしてくれるので、楽しいんです。

――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

アクションシーンはすごそうです。怖そうな役の子達も、実はいい子達なので安心して下さい。

■大悟(千鳥)
――今回の役どころについて

少年院の監守役

――品川ヒロシ監督について

品川監督は昔より経験を積み撮影には何が必要かがわかったらしく、服のポケットがメチャクチャ増えてました。

――撮影はいかがでしたか?

撮影は監督が常に演者やスタッフにツッコミを入れながらの楽しい現場でした。

――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

映画館で是非ご覧下さい。僕は最初の方にちょこっと出るので見逃さない様に早めにポップコーンをお買い求め下さい。

■庄司智春
――今回の役どころについて

焼肉店の客役をやらせて頂きました、庄司智春です。とても庄司らしい、ハマり役だったと思います。

――品川ヒロシ監督について

品川監督は相方としての品川祐の時よりもとても優しくとても温かい人だなぁと言う印象です。

――撮影はいかがでしたか?

本気のアクションシーンもあり現場はとにかく熱い現場になってました。品川監督によって良い味を引き出して貰えたと思ってます。

――本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

アクションシーンの迫力ももちろんありますが不良ヤンキー映画なのにたくさん愛が溢れる作品になってます。是非劇場で観てください!