お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が26日、公式YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演し、ティム・バートン監督との対談秘話を明かした。

又吉直樹

過去に起こった出来事を振り返りながら、改めて感謝の気持ちを伝える人気シリーズ「言えなかったありがとう」。

26日に公開した動画「オードリー若林入籍の裏でアローン会のリアルな反応は!? 又吉を今田耕司が救ってくれた…名監督ティム・バートンとの対談秘話」の中で、又吉は「通訳を交えてティム・バートン監督と対談したことがある」と切り出し、「監督の作品はたぶん全部観ていて。めっちゃ好きなんです。(対談の)前日に書店に行って、お土産を買って行ったんです」と述懐した。

又吉が書店で購入したのは、妖怪や幽霊が載った数冊の本。「ティム・バートン作品は、全部“妖怪”の話なんですよ」「うまく人の輪の中に入っていけないみたいな個性を持っている登場人物がすごく多い。それを妖怪化させて捉えるというのが……本当におこがましくてレベル全然違うんですけど、僕もそういうネタの作り方をするんです」と共通点を見つけたことから、「ティム・バートン監督は妖怪が絶対好きなはず」と確信したという。

対談の最後にその本を渡すと、ティム・バートン監督は「最高!」「これがほしかったんだ!」と大興奮。その後、マネージャーから「次の現場に行っても、ティム・バートンが又吉さんからもらった本を離さず、ずっと読み続けている」と連絡があり、又吉は「今までの人生で一番プレゼントがうまくいった。うれしかったですね。あれだけの監督で世界的な有名人やけど、やっぱりフラットでしたね。もっと好きになりました」と感慨深げに思い出していた。