京都鉄道博物館は、新たに117系(クハ117形1号車)を収蔵すると発表した。これにより、同館の収蔵車両は54両に。7月29日に収蔵記念式典が開催され、記念のグッズも販売されたという。

  • 国鉄色の117系(クハ117形1号車)が京都鉄道博物館の収蔵車両に

117系は京阪神地区で運行された新快速用の車両として、国鉄時代の1979(昭和54)年に登場。転換クロスシートや木目調の化粧板など、従来の国鉄近郊形電車より上質な設備を誇ったという。今年7月に普通列車等での定期運行を終了したが、「WEST EXPRESS 銀河」に改造された編成が現在も活躍を続けている。

京都鉄道博物館に収蔵された117系(クハ117形1号車)は、新快速として活躍した当時の懐かしい国鉄色に塗り直され、JR西日本と日本旅行が実施する「吹田総合車両所 車両撮影ツアー」にて、今年7月まで展示されていた。収蔵日となった7月29日、本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアにて117系収蔵記念式典が開催されたとのこと。

  • 「クハ117-1 アクリルキーホルダー」イメージ

  • 「117系クリアファイル」イメージ

  • 「117系ポストカード」イメージ

117系が収蔵されたことを記念し、7月29日にミュージアムショップ(旧二条駅舎内)で「クハ117-1 アクリルキーホルダー」(850円)、「117系クリアファイル」(400円)、「117系ポストカード」(300円)といった新商品も発売された。