オープンワークは7月25日、「若手・中堅社会人の転職に関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月13日~16日、関東1都3県・中京3県・関西2府1県・福岡県に在住の24~34歳の働く男女2,552名を対象にインターネットで行われた。
「転職経験がある」は63%
転職経験について質問したところ、62.5%が「転職したことがある」と回答。「転職したことはない」と回答した人は37.5%で、前回(41.9%)より4.4%減少していることから、転職者は微増しているよう。
また、転職する際の年収に対する考え方について聞いたところ、「希望条件が概ね叶えば現年収同様でも良い」が5割近くを占め、次いで「希望条件が叶わなくても年収が上がる事が優先である」が3割程度で続いた。
転職の不安、最も多いのは?
次に、「転職を考えるにあたって感じる懸念や不安」を聞いたところ、「希望にあった仕事が見つからないかもしれない」や「新しい職場で良い人間関係が築けるか不安」が上位に。
転職経験の有無別にみると、転職未経験者は「収入が下がるかもしれない」「新しい企業・環境に適応できないかもしれない」「現職の業務が忙しくて転職活動の時間がとれない」「どのように企業を探したらいいかわからない」など、全体的に転職経験者より多くの懸念や不安を感じる傾向が見て取れた。
最後に、入社前にどの程度の情報収集ができたか聞いたところ、「業務内容」に対しては半数以上が「収集できた」(52%)と回答した一方で、「企業文化」に対しては、約7割が「どちらともいえない」「収集できなかった」(68%)と回答した。