Indeed Japanは、「転職に関する5カ国(日・米・英・独・韓)比較調査」の結果を6月27日に発表した。同調査は、日本では3月8日〜10日、アメリカでは3月22日~31日、イギリスでは3月22日~4月2日、ドイツでは3月23日~30日、韓国では3月24日~3月31日の期間、現在就業中の正社員で20代~50代男女8,848名を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 正社員の転職経験率

転職経験について尋ねたところ、日本の転職経験率は59.7%と5カ国中最も低く、ほか4カ国は7〜9割との結果に。なかでも、イギリス(92.7%)、アメリカ(90.1%)は9割を超え、日本と大きく差がみられた。

  • 転職へのイメージ

転職についてのイメージにおいて、日本では「新しいことにチャレンジできる」(36.6%)がトップで、次いで「職場環境を変えられる」(36.1%)、「自身のスキルアップや経験を積むことができる」(34.7%)と、ポジティブなイメージを持っている傾向がみられた。これは、ほか4カ国でも同様に上位にあがった。

一方、「給与を良くすることができる」との項目で、ほか4カ国が1位または2位にあげているのに対し、日本は4位との結果だった。日本では転職によって給与が良くなるイメージがあまり持てない現状なのではと、同調査は考察している。

  • 転職したい理由

転職したい理由について尋ねたところ、日本は「不満や嫌なことがある」(40.9%)が4割で、「自分にとってプラスになる」(30.2%)は3割にとどまる結果に。対して他国は「自分にとってプラスになる」が45%以上であるとともに「不満や嫌なことがある」は30%以下で、日本とは真逆の傾向がみられた。

  • 【日本】転職に期待すること

転職に期待することをみると、日本は「給与を良くしたい」(52.8%)が最も多く、次いで「やりがいを感じたい」(34.9%)、「プライベートの時間をとりやすくしたい」(33.7%)と続いた。

  • 転職活動を進みにくくしている・転職しない理由

転職活動を進みにくくしているおよび、転職しない理由について尋ねると、5カ国共通で「今の会社にいれば安定した給料がある」が30%前後で1位だった。次いで日本は「転職したい会社・仕事がみつからない」(27.8%)、アメリカ・イギリス・ドイツは「転職する程の不満がない」(それぞれ28.9%、26.9%、33.9%)、韓国は「新しい職場の人間関係やカルチャーが合わないことが不安」(29.4%)がそれぞれ2位との結果に。