「せっかくの休日なのに、いつも寝て終わってる……」と、休日を無駄にしてしまったという虚無感でいっぱいになる社会人は少なくないのでは?

今回は、休日にずっと寝てしまうのはなぜなのか解説していきます。また、休日を寝て終わらせないためにやるべきことも紹介しているので、休日に何もできないという方は必見です。

休日にずっと寝てしまうのはなぜ?

  • 休日を寝て終わってしまう原因

    休日を寝て過ごしてしまう原因はさまざまです。

休日を寝て過ごしてしまう原因は一体どのようなものなのでしょうか。

ここでは慢性的に休日を寝て過ごしてしまう原因を紹介します。

仕事が辛い・忙しい

多くの人が寝て過ごしてしまう原因が、仕事の疲れです。仕事が激務で平日が忙しい場合、休日に活動する体力が残っておらず、ひたすら寝るだけになってしまいがちです。

生活リズムが乱れている

寝過ぎてしまう原因として、生活リズムの乱れも考えられます。生活リズムの乱れというと「夜遅くまで起きて昼まで寝る」というような、1日の間の不規則な生活をイメージしますが、1日単位だけでなく1週間単位の生活リズムもあるのです。

平日の睡眠時間が少なく、休日の睡眠時間が多い場合、1週間の生活リズムが乱れていています。平日は寝不足、休日はそれを補うために寝だめする、というのが習慣づいており、休日は寝て終わるというのが定着してしまっているのでしょう。

食生活が乱れている

寝過ぎてしまうほどの疲れが発生する原因として、食生活が乱れている可能性も考えられます。たとえば、ファストフードばかり食べていたり、アルコールを過剰に摂取したりすると、睡眠の質が下がるといわれています。毎日の食事も、睡眠に影響があるというわけです。

毎日の睡眠の質が悪いと疲れが取れないため、時間がある休日に長時間の睡眠をとることで疲れを回復させようとするので、その結果休日を寝て過ごすことに繋がります。

趣味や予定がない

趣味がなく休日に何も予定がないと、目覚まし時計をセットする必要がなくなるので、ついつい寝過ごしてしまいがちになります。また、暇でやることがないと、布団でダラダラとスマホで暇つぶしをし、そのまま寝てしまうといったケースも多いです。

休日を寝て終えないためにやるべきこと・過ごし方

  • 休日を寝て終えないためにやるべきこと・過ごし方

    充実した休日を過ごす方法を紹介します。

ここでは、休日を寝て終わらせてしまわないためにやるべきことを紹介します。

睡眠の質を上げる

休日に寝過ぎてしまうのを防ぐには、まずは睡眠の質を上げることが大切。睡眠の質を上げる方法は色々あるので、自分の睡眠の質を下げているものが何なのか分析し、その睡眠の質を下げる要因を解消できる方法を探す必要があります。

以下は、一般的に睡眠の質を上げるといわれている方法です。

  • ストレッチや散歩などで適度に体を動かす

  • 寝る3時間前には食事を済ませる。

  • カフェインやアルコールの摂取を控える

  • 枕や布団など、寝具を整える

  • 寝る前にスマートフォンを見ない

現代では、寝る前にスマートフォンをダラダラ見てしまうという人はかなり多いです。ゲームをしたり、SNSを見たりすると、脳に刺激を与えてしまうので、脳を睡眠モードに切り替えるのが難しくなります。また、スマートフォンの光自体も、脳を覚醒させてしまう原因になります。

睡眠の質を上げるために、まずは寝る前にスマホを見るのを辞めることから始めてみましょう。

午前中に予定を入れる

休日を寝て終わらせないためには、早起きが重要ですが、何も予定がない日はどうしてもダラダラと過ごしてしまいがち。

午前中に予定を作ることで、早起きしなければならない状態を作ることができます。なるべく嫌な予定ではなく楽しみな予定を入れることで、起きるのが苦ではなくなりますよ。

前日はリラックスして過ごす

休みの日を楽しく過ごすには、休日の前日の過ごし方が重要です。前日に夜遅くまで無理して仕事をすると、休日は疲れを取るためにダラダラと寝て過ごすことになってしまいます。

休日の前日は、仕事を早めに切り上げて早寝したり、睡眠の質を上げる工夫を実践したりと、疲れを癒やしてリラックスして過ごすことで、休日をアクティブに過ごせます。

軽い運動をする

休日は起床時に、軽い運動をするのもおすすめです。健康にいいだけでなく、脳も活性化されるので、ダラダラ寝るのを防止することに繋がります。

運動といっても、軽い散歩でもOK。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、幸福を感じさせる脳内物質であるセロトニンが分泌されるので、明るい気持ちになれますよ。

昼寝をする

休日1日を寝て終えないために「昼寝をする」と聞くと矛盾しているようにも感じられますが、休日に寝て過ごしてしまう理由を考えると、昼寝は合理的です。

休日を寝て過ごしてしまうのは、ダラダラと目的もなく寝転んでいるのが原因である場合が多いです。「13時から20分間は昼寝」というように、時間を決めて昼寝をすることですっきりできます。

メリハリをつけて休むことで、疲れも和らぎ、活動ができますよ。

寝て終わる休日とはおさらばしよう

  • 充実した休日を過ごして健康に

    寝るだけでない充実した休日を過ごしましょう。

休日1日を寝て終えてしまうと、時間を無駄にしたと感じてしまいます。 1日程度なら疲れを取るために有効ですが、慢性的に続くようなら、生活習慣の改善を検討しましょう。

生活を変えるための自分に合った方法を探して、人生をより充実させてください。