レゾンデートルは、「婚外恋愛」をテーマにした実態調査の結果を7月13日に発表した。調査は2023年6月30日~7月7日の期間、30~59歳の既婚男女2,000人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 【既婚男性】「婚外恋愛」経験の有無

「婚外恋愛」経験の有無を尋ねたところ、22.5%が「経験あり」と回答。男女別にみると、男性は33.0%、女性は16.1%と、男女の差が浮き彫りに。

  • 【年代別】既婚男性の「婚外恋愛」経験の有無

  • 【年代別】既婚女性の「婚外恋愛」経験の有無

「婚外恋愛」の経験について年代別にみると、「経験あり」の男性は40代(38.3%)が最も多く、女性のトップは30代(18.8%)で、女性は年代が高くなるほど「経験あり」の割合が少なくなる傾向がみられた。

  • 【男性】子どもの有無と「婚外恋愛」経験の関係

男女全体で、「子どもあり」かつ「経験あり」(25.6%)の割合は、「子どもなし」で「経験あり」(15.0%)を10%上回った。男女別では、子どもがいる男性の36.5%が「経験あり」との結果に。一方、子どもがいる女性の「経験あり」は16.9%で、既婚女性全体(16.1%)と大きな差はみられなかった。

  • 【男性】「配偶者への不満」と「婚外恋愛」経験の関係

続いて、配偶者への不満を尋ねたところ、「ある」は44.0%、「ない」56.0%という結果に。「不満あり」の既婚者で絞ると30.9%に「婚外恋愛」の経験があり、「不満なし」と答えた人の15.9%に比べて15ポイントもの差があった。

特に「不満あり」と答えた男性の47.2%が「婚外恋愛」を経験していることが判明。一方、女性の場合は「配偶者への不満」の有無で、男性ほどの差はみられなかったという。

  • 【男性】「配偶者への不満」の内容と「婚外恋愛」

婚外恋愛の経験がある男性に「配偶者への不満」の内容を尋ねたところ、「性格全般」(47.7%)と「性生活」(44.0%)に回答が集中した。一方、女性が最も大きな不満を持つのは「家事の役割分担」(38.7%)だった。

  • 世帯年収と「婚外恋愛」経験の関係

世帯年収によって婚外恋愛経験の違いをみたところ、世帯年収の高い既婚者ほど経験の割合が高い傾向に。特に男性は「世帯年収1000万円超」(40.3%)、「世帯年収1800万円超」(57.1%)が、女性においても「世帯年収1000万円超」(28.0%)が「経験あり」と回答した。