B&G財団は7月11日、「コロナが落ち着いた今、行ってみたい海」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は5月23日~7月3日、全国の男女を対象にハガキおよびインターネットによる自由記入方式にて行われ、2,350件の有効回答を得た。
「コロナが落ち着いた今、行ってみたい海」を教えてもらったところ、コロナ真っ只中であった2020年の前回調査と変わらず、「湘南」が1位に輝いた。選んだ理由を聞くと、「アクセスの良さ」や「サザンオールスターズが好き」という声が多かったほか、周辺の雰囲気や、カフェなど飲食店が充実していることも高評価に繋がったよう。
続く2位は「沖縄」。「キレイな砂浜」「エメラルドグリーンに輝く海」など、沖縄の海自体の魅力を理由とするものが多数。また、海のレジャーを目的に訪れたいという意見も多かったほか、「コロナ禍で沖縄や離島など病床数の少ない場所を避けていたので、コロナが落ち着いた今こそ行ってみたい」という声も見受けられた。
続いて、前回8位から順位を伸ばし、「九十九里」が3位にランクイン。「サーファーで賑わっている」という意見が多く、九十九里の南端に位置する釣ヶ崎海岸(千葉県一宮町)が、東京2020夏季オリンピックのサーフィン会場であった点も今回のランキング上昇につながったよう。
そのほか、「南紀白浜」が4位に、「大洗・ひたちなか」が5位にランクインした。
なお、都道府県別のTOP10では、「湘南」や「鎌倉」が人気の「神奈川県」が1位に。以下、2位「沖縄県」、3位「千葉県」、4位「和歌山県」、5位「静岡県」、6位「岩手県」、7位「兵庫県」、8位「北海道」、9位「宮城県」、10位「鹿児島県」と続いた。