郵便ポストの色は赤。
これは誰もが知っている常識ですが、世の中にはこんなポストがあることをご存知でしょうか?
郵便出すのが楽しくなるポスト
(@akira1027_photoより引用)
ツイートの投稿主はフォトグラファーの「あき 8/8~13 写真展 東京(@akira1027_photo)」さん。
「郵便出すのが楽しくなるポスト」という言葉とともに添えられた写真には、可愛いイルカが上に乗った青いポストが写っていました。
ただ青いのではなく、白波を連想させるような模様になっており、とてもアーティスティックで可愛い……! こんなに可愛らしい作りになっていると、用事がなくてもつい郵便物を出しに行きたくなっちゃいますよね。このポストは野生イルカの生息地でイルカウォッチングができる東京都の離島、御蔵島の村役場前にあるそうです。
青いポストの写真は大きな反響を呼び、ツイートは7.9万件のいいねを獲得(7月10日時点)。「なにこれ凄い 可愛い! 」「わぁ~ お洒落だし可愛い」「毎日手紙書いてこのポストに投函したい」「ぜひ行ってみたい」など、数々のコメントも寄せられました。
ちなみにツイ主のあきさんは、普段はフォトグラファーとして本物のイルカやクジラの写真を海中で撮られているそうです。イルカのポストの写真も素敵ですが、本業の水中写真はどれも幻想的かつ凄まじい迫力で、もはや圧巻の一言!!
ツイ主さんに聞いてみた
今回はツイ主のあきさんに、大きな反響が寄せられたイルカのポストのお話や、普段撮影されているという水中写真のお話などについて詳しくお聞きしてみました。
ーーこのポストを初めて見たときのご感想を改めてお聞かせいただけますか?
ただただ可愛いかったです。ポストの上に乗っているミナミハンドウイルカのつぶらな瞳も最高ですし、側面は青いだけでなく、白色で模様が施されていて、風の影響を受けやすい御蔵島近海の白波を表現しているのかなぁなんて考えるのが楽しかったです。
ーーイルカやクジラの水中写真を撮影する際、難しいところや楽しいところなどお聞かせいただけますか?
御蔵島のイルカは近海に住んでいるので、島に着いて海に出られれば高確率で会えるのですが、クジラは一日探しても見つけられないこともしばしば。撮影以前にまずは出会うところが難しかったりします。
楽しいところで言えば、イルカと目を合わせて並走しながらシャッターを切るのは本当に幸せです。
また、クジラで言えば親で13m程度、子でも5〜6mはあるので、毎回その存在感には驚かされます。稀にぶつかりそうなほどクジラと接近することがあるのですが、恐怖と好奇心が入り混じった撮影は他ではなかなか味わえないものですね。
ツイ主のあきさんは今年の8月に、初の写真展『RAISON D’ETRE』を東京都渋谷区の弘重ギャラリーで開かれるそうです。
御蔵島で撮影した「ミナミハンドウイルカ」と、 沖縄・奄美大島で撮影した「ザトウクジラ」を約25点展示するそうで、詳細は下記になります。気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?
あき写真展『RAISON D’ETRE』
【開催期間】
2023年8月8日(火)~13日(日) 11:00~19:00(最終日のみ17:00)
【開催場所】
弘重ギャラリー(B1F) 東京都渋谷区恵比寿南2-10-4
【入場料】
¥500
あきさんのプロフィール
- 東京在住のフォトグラファー
- 水族館、ライブ撮影の他、雑誌、Webメディアへの寄稿などを中心に活動を行う
- 2023年 国際フォトコンテスト8TH 35AWARDS UNDERWATER PHOTOGRAPHYで100Best photo選出、Top35 photographers選出
↑iPhoneのポートレートモード撮影。
— あき 8/8~13 写真展 東京 (@akira1027_photo) July 7, 2023
Nikonのミラーレスで撮影した写真も見てくれ https://t.co/Y6rlxLGz1D
【告知】
— あき 8/8~13 写真展 東京 (@akira1027_photo) June 10, 2023
初写真展「RAISON D'ETRE」を開催します。
御蔵島のミナミハンドウイルカ、沖縄・奄美で撮影したザトウクジラが主役の水中写真を約25点 展示します。
フォロワーさん全員遊びに来てください。
会場:東京 恵比寿 弘重ギャラリー
期間:2023年8月8日(火)〜13日(日)
入場料:¥500 pic.twitter.com/r41s1Ks2mX