中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう11日に100回目の放送。ゲストに、伊集院光、ヒコロヒー、金城碧海(JO1)、佐藤景瑚(JO1)が出演する。
静岡県沼津市にあるスパゲティ屋「夢の中へ」は、いつも2人乗りバイクで通勤する店主夫婦を中心に、創業から38年間ずっと同じ場所で営業を続けてきた。番組と店との出会いは、2年前の真夏。スパゲティの種類の多さとその美味しさ、そしてゼリーやドリンク、ポップコーンなどを次々とサービスする気前の良さに惹かれ、密着取材を開始した。
しかし取材当日の開店前、店のエアコンが故障してしまうアクシデントが発生。前途多難な出足だったが、それでも客のために店を開け、40℃を超える厨房の中で必死に調理を続ける店主の「ヤケのヤンパチ」精神が感動を呼び、放送直後からさらに行列が長くなる超人気店になった。
エアコンに向かい、救世主として手を合わせる人が続出し、まるで「神様」のように祀られるように。その後も客足は途絶えなかったものの、閉店することを決断した。
それからは閉店まで、継続的に店を取材。行列はさらに長くなる中でも、店主はいつも通り、手際よくスパゲティを仕上げていく。250gの麺に8時間煮込んだ自家製ミートソースをかけ、さらに130gハンバーグをのせた「ミートハンバーグ」(1,020円)、マッシュルームとタマネギ、ツナを炒めて麺と絡め、その上に半熟玉子と自家製ミートソースをかけた「ミートスクランブルエッグ」(860円)、「めっちゃうまくて、世界一おいしいナポリタン!」と常連客が太鼓判を押す「ナポリタンたまご」(810円)など、客たちはそれぞれの想いを抱きながらメニューを注文する。
そして徐々に近づいていく閉店日。取材を終えて帰路につこうとしていたスタッフに、店主から連絡が。急いで店に戻ると、そこには番組MC・小峠英二の姿が――。