日本テレビ系ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(15日スタート、毎週土曜22:00~)の第1話試写会が7日、東京・大森学園高校で行われ、生徒役キャストの本田仁美(AKB48)、窪塚愛流、山下幸輝、田中美久(HKT48)が登場した。
高校の化学教師・九条里奈(松岡茉優)が、卒業式の日に「担任生徒の誰か」に突き落とされると時をさかのぼり、1年後に自分を殺害する「30人の容疑者」である生徒と命がけで向き合う同ドラマ。クライマックスのシーンでは、松岡と生徒役の芦田愛菜の迫真の演技に、客席のあちこちからすすり泣く声も聞こえた。
そんな緊迫感あふれるドラマとは打って変わって、4人が舞台上に姿を見せると生徒たちは大盛り上がり。質問コーナーでは、「撮影の合間は何をしているんですか?」に対して本田と田中が差し入れを楽しんでいることや、窪塚と山下が1人になって準備していることを明かし、「高校時代にやっておくべきだったこと」という質問には、田中が「HKT48に青春を捧げてきたので、もうちょっと学校で思い出を作っておけばよかった」と、目の前の現役高校生たちをうらやましがった。
この日は七夕ということで、4人がそれぞれ短冊に願い事を書いて発表。本田が「おなかが強くなりますように」、窪塚が「たくさん良いご縁に巡り会えますように」、山下が「ドラマが大ヒットしますように」と願う中、田中は達筆で「お金持ちになりたいです。」と記した。
その心を聞かれると、田中は「生きていく上でお金って大事じゃないですか。もちろんこのドラマがヒットしつつ、自分も女優としても開花できるように頑張って、将来はお金持ちになりたいです」と回答。私欲のためと思いきや、「幼稚園のときに『家族に家を買う』って約束したんです。今、犬を3匹飼っててすごい騒がしくて、この間タンスに穴を開けられちゃって。だから、犬がはしゃいでも大丈夫な大きいを買いたいです」と、家族思いの一面を見せた。
その後、生徒たちをバックに記念撮影し、彼らとハイタッチまでしていた窪塚はイベントを終え、「めちゃくちゃ楽しかったです! ほとんど年上の人たちに紛れて仕事をさせてもらってるんで、こうやって友達同士で固まってキラキラした目線で僕たちのことを迎えてくださって、学生さんたちが作ってくださったリズムに入れたんで、よりワクワクしながらしゃべれました」と笑顔。
山下は「何ていうか“夏野菜”みたいな感じでした。フレッシュさがパーン!と来て、高校生って真っすぐで明るくてシャキシャキしてて、そういう感じがお芝居にも反映できるなと思いました」と、吸収するものもあったようだ。