フジテレビ系バラエティ特番『ドリフに大挑戦! 夏だ!コントだ!大笑いSP』が、17日(19:00~)に放送されることが決定。このほど、ザ・ドリフターズの加藤茶と東京03の飯塚悟志が、 コントの収録後に取材に応じた。

  • 飯塚悟志(左)と加藤茶

ドリフの名コントに挑戦する『ドリフに大挑戦!』はこれが第4弾の放送で、今回は加藤、高木ブーを含め、総勢27人がドリフのコントに挑戦。こうしてドリフの笑いが受け継がれることについて、加藤は「本当にありがたいなと思いますね。昔自分たちがやっていたのを、今でも喜んでやってもらえると、自分たちのネタが間違っていなかったんだなというのを知らされましたね。昔は『見ちゃいけない番組』なんて言われましたけど、今やってみると皆さん喜んでくれるので、逆に自信になりますよね」と語る。

そんなドリフの魅力について、飯塚が「やっぱり普遍的な笑いなんだと思います。ドリフのコントの数々がいまだに面白いっていうのは、すごいと思います」と語ると、加藤は「あと60年は大丈夫だね。でも、俺が元気でいるかどうかは、あやしいやね(笑)」と苦笑いしたが、飯塚は「長生きしていただかないと。やりたい若手いっぱいいると思うんで、ずーっと生きてもらわないと(笑)」と要望。

加藤は「がんばれるかなあ、今80(歳)だからね。100(歳)になったら(自分をツッコミで)殴りにくいだろ?(笑)」と想像したが、「こうやってコントの本番をやると元気もらえますよね。それと同時に笑ってもらえるというのは、すごく力になります。元気になる薬があったら欲しいんだけど、それがない分、笑ってもらうのが一番元気になるかな」と、コントがエネルギーになるそうだ。

東京03のライブもよく見に行っているそうで、「うちと違ったコントをやってるから、それを楽しみでいつも見に行くんだけど、逆に勉強になる。俺たちが考えつかないことやってるから、やっぱ新しいよね」と、まだまだ向上心を見せていた。

また、飯塚は「僕らはドリフの皆さんがやってたフォーマットをそのままやらせていただいているだけなんですけど、『こんなに楽しいんだ!』と思いました。産みの苦しみは当然あったと思いますけど、始まったら楽しいんですよね」と話し、加藤は「本番が一番楽しいのよ。ネタを考えるときが一番苦しい」と回想。

今後挑戦してみたいドリフのコントを聞かれた飯塚は「『(8時だヨ!)全員集合』が本当に好きだったので、教室コントはやってみたいですね」と挙げ、「机を叩くと(天板が顔に直撃して)バンッ!ってなるの、あれは発明だと思うんですよね。1回ちょっと体験してみたいですけど、やっぱりドリフの皆さんの特許みたいなところがあるので、やれないんですよ」と残念がったが、加藤は「使っていいんじゃない?」とその場でOKを出していた。

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