俳優の神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の新キャスト5人が20日に発表され、寺田心らの出演が明らかになった。

寺田心

連続テレビ小説(朝ドラ)第108作となる本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎さんをモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、大正、昭和と激動の時代に、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。

7月より物語は後半へ。このたび、主人公・槙野万太郎と妻・寿恵子に影響を与える新たな出演者が発表された。

寺田が演じるのは、高知の遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄(やまもと・こてつ)。植物採集に訪れた万太郎と出会う。

朝ドラ初出演の寺田は「おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母といっしょに見ていた朝ドラ。それはいつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとてもうれしかったです。台本に僕の名前をみつけて、憧れの神木さんとまたお芝居ができること、初めての土佐弁、胸がいっぱいになりました。撮影当日が偶然にも僕の15才の誕生日と重なり思い出に残る日となりました」と喜びのコメント。

「虎鉄は遍路宿の息子です。お遍路さんを通して、人とふれあい、豊かな自然により虎鉄もまた天真爛漫な子ではないのかなと思いました。そんな虎鉄の育った高知に思いを馳せ、山元虎鉄に近づけるようにたいせつに演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。

また、東京大学植物学教室教授・田邊彰久(要潤)の若妻・田邊聡子役に中田青渚、若き植物学者で伝説の本草学者・伊藤圭介の孫・伊藤孝光役に落合モトキ、日本の初代文部大臣で田邊教授の恩人・森有礼役に橋本さとし、土佐出身の実業家で岩崎弥太郎の弟・岩崎弥之助役に皆川猿時が決定した。中田は朝ドラ初出演となる。