俳優の曽田陵介が、ダンス&ボーカルグループ・EXILE、FANTASTICSの佐藤大樹が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日のドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』(ABCテレビ7月9日スタート 毎週日曜23:55~、テレビ朝日7月8日スタート 毎週土曜26:30~※ほか地域でも放送予定、TVer/ABEMAで見逃し配信)に出演することが20日、明らかになった。

  • 左から佐藤大樹、工藤遥、美山加恋、曽田陵介、松岡広大 (C)ABCテレビ

原作は「comico」(連載時は「comico PLUS」)にて連載され、女性ランキング1位を獲得し続けるなど人気を博した緒之氏によるWEBTOON作品。物語は、かつてのバイト仲間だった康祐(佐藤大樹)、早苗(美山加恋)、明日美(工藤遥)、直己(松岡広大)ら5人が、25歳前後(アラウンドクォーター:略してアラクオ)を迎え、それぞれが直面する“25歳の壁”、そして“恋の分岐点”にフォーカスを当て、悩み傷つき過ちを繰り返しながらも、自分なりの乗り越え方を見つけていく恋愛群像ストーリーだ。

曽田が演じるのは、バイト仲間5人の中では最年少の一真。4人の仲間たちには駆け出しの美容師として順風満帆であることを茶目っ気たっぷりに語っているが、実は25歳を前に焦りと惑いの真っただ中にいる。曽田は2020年に出演した恋愛リアリティ番組『月とオオカミちゃんには騙されない』でティーンからの人気を獲得、2022年には『不幸くんはキスするしかない!』(MBS)でドラマ初主演を果たし、7月7日には映画『交換ウソ日記』の公開が控える俳優だ。

今回は初めてメインキャスト5人が顔をそろえた、5人がバイトをしていたカフェバー「NONKI」での集合カットも公開された。佐藤の「そろったね!」という声から、フィルムカメラで写真を撮り合うシーンがスタート。第1話序盤の今後の行方を占う大事なシーンとなっており、5人が見せる表情と秘めた思いに注目だ。

■宮下一真役 曽田陵介

――原作を読んだ感想をお聞かせください。

登場人物全員が実際に起こりうる問題をそれぞれ抱えていて、そこに必死にもがいてる姿が人間味溢れていたので共感できる部分も多くありました。ある意味人生の地図が一番広がる時期で、そこに責任が伴ってくる。そんな5人の様子がリアルに描かれていて演じさせていただけるのが楽しみになりました。

――演じる「一真」の印象は? 彼の魅力に感じた部分もお聞かせください。

恋愛の悩みだけではなく仕事の焦りなど、25歳ならではの葛藤が多くあり自分で悩みを溜め込んでしまう。「一真、頑張れ!」と言いたくなるようなそんな印象です。

――アラクオ世代の曽田さん。昔と変わったと思うことがありましたら教えてください。

僕自身25歳でアラクオ真っ最中なのですが、まだまだ自分が変わったなと実感はないです。ふざけていたいし、大人びていたいみたいな……(笑)。でもそれが成功や失敗などの色々な経験を積み重ねていった先で、あの時は若かったなと、後々気付かされるのかもしれませんね(笑)。

――最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

個性豊かなキャラクター全員がアラクオならではの悩み、葛藤、友情、恋愛が描かれています。なにが正解かわからないような考えさせられるドラマになっているので、是非色々な視点で楽しんでみていただけるとうれしいです。

■新田康祐役 佐藤大樹

――一真役を曽田陵介さんが演じられるとお聞きした際の感想、曽田さんの印象をお聞かせください。

普段から仲良くさせてもらっているので、念願の連ドラでの共演です! 役もピッタリで、みんなから愛されるようなキャラクターで、きっと現場を明るくしてくれるんだろうなぁという期待もしてます(笑)!