メディリードは6月15日、「男性更年期障害についての実態調査」の結果を発表した。調査は4月17日~23日、20代~60代の男性5,252名を対象にインターネットで行われた。
AMSスコアは精神・心理症状(5問)、身体症状(7問)、性機能関連症状(5問)の17問で構成されており、各項目とも「なし」「軽い」「中等度」「重い」「非常に重い」の5段階でそれぞれ1~5点の点数をつけ、合計85点のうち、26点以下が正常、27~36点が軽度、37~49点が中等度、50点以上が重度と分類される。
その結果、全体の20.8%が「軽度」、11.3%が「中等度」となり、「重度」は6.2%という結果に。また、症状を感じた後にどうしたかを教えてもらったところ、「病院を受診した」「睡眠をとるようにした」「運動をするようにした」「ネットで症状を検索した」「食生活で栄養のバランスをよくした」「サプリを取り入れる」が上位に。
また、病院を受診した人に、診断状況を聞くと、4.9%が「更年期障害と診断された」、7.8%が「更年期障害の疑いがあると指摘された」ことが明らかに。日常生活への影響について教えてもらったところ、「仕事への影響」を感じる(とても+少し)人は86.5%、「家庭生活(家事・育児・介護)に影響」を感じる人は73.1%、「人間関係に影響」を感じる人は69.2%となった。