人気の色鉛筆アーティストと木彫り作家とが奇跡のコラボ! 脳が混乱してくる楽しい作品が話題を呼んでいます。

  • (@Yassun0222Kより引用)

作品は、色鉛筆アーティストの慧人(@Yassun0222K)さんと、木彫り作家・キボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんによる合作。ぱっと見はフルーツのオレンジと、その果汁がしたたる透明のコップのように見えますが……。実は、上のオレンジは木彫り作品。下は色鉛筆によるイラストなんです。

お二人は以前からコラボしたいと話していたのだそうで、合作はキボリノコンノさんからの個展の誘いをきっかけに制作したとのこと。ちなみに、オレンジをテーマにするアイデアは「お互いの魅力が出て、2人のコラボでしか表現できない作品を作りたい」と考えた末に思いついたと言います。

本物にしか見えない上に、木彫りと絵であることにさらに驚かされるこちらの作品には、「すごいです」「リアル感がすごい」「面白い!!!!!」と驚きと称賛の声が多数よせられています。

編集部では、作品についてお二人を取材しました。

■慧人さんにインタビュー

――こだわったポイントや、描く上で難しかった点を教えてください

慧人さん:木彫りと色鉛筆画という全く別物で1つの作品を作るのは初めてだったので、撮影した際に違和感が出ないようにするのが大変でした。

――キボリノコンノさんは慧人さんにとってどんな存在ですか?

慧人さん:とても尊敬している人です。作品もすごいですが、人柄もとても素敵な人なんです!

■キボリノコンノさんにインタビュー

――特にこだわったポイントはどこでしょうか?

キボリノコンノさん:慧人さんが先に作品を作ってくださり、あまりの完成度だったので、それに劣らないようにリアルな質感、透明感の表現にこだわりました。

――キボリノコンノさんから見て、慧人さんはどのような人でしょうか?

キボリノコンノさん:最初の印象は、画力はもちろんなのですが、作品をみなさんに面白く見せるのがとても上手な方だなと感じました。私も作品を通してみなさんに楽しんでもらいたいという気持ちが強いので、その点をすごく尊敬しています。

お互い扱う材料や技法は違いますが、作品作りの共通点が多いので、また一緒にコラボ作品を作れたらいいなと思っています。


リアルすぎる作品を作る2人による奇跡のアート。これからのコラボ作品にも注目が集まりそうです。なお、2人の作品を見られるコラボ展「HYPER REALISM」が、東京銀座の美術紫水ギャラリーで開催中ですので、気になる方はのぞいてみてください。