元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が12日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【ピッチクロック】来年から実施濃厚!? 2026年WBCでは導入が確実視されている! 今後日本でも導入すべきなのか? 試合が30分短縮も意外な売り上げに影響が……」内で、ピッチクロックの導入についてキャッチャー目線で語った。
MLBで今シーズンから導入されたピッチクロック。試合時間の短縮を目的に導入されたこのルールは、投手・打者双方に15秒や20秒、8秒などの持ち時間が課せられるというもので、NPBでも導入の可能性がある。
この新ルールについて、袴田彩会が「キャッチャーからしたらどうなんですか?」と尋ねると、里崎氏は「キャッチャーからすると、ピッチコムもセットじゃないと俺は無理やと思う」とサイン伝達のための電子機器の導入もあわせて必要だと回答。続けて、「15秒のなかでやらないといけないし、サインの伝達がスムーズじゃないと(いけない)」と説明する。
その一方で、「サインをいっぱい出しとけないじゃん? 出したとしても、1回は首振れると思うんだけど、2回は首振れないと思う」と予想しつつ、「だから、もしキャッチャー主導でやるなら、首を振られないから楽でいいよね」「キャッチャーからすると、こっちにはこっちの思惑があるから、首振られないでいくほうが楽でいい」と持論を展開。「そんなに言うほど、キャッチャー的にはデメリットはない、正直」と述べていた。