お笑い芸人の今田耕司と、お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹が14日、都内でテレビ新広島・フジテレビ系バラエティ特番『今田と西村キャンプ場 奄美大島のんびりアポなし2人旅』(25日16:05~)の取材に応じ、今田が番組のガチぶりに驚いた。

  • 今田耕司

広島ローカル番組『西村キャンプ場』の全国放送特番第2弾。今回は、今田が『西村キャンプ場』を見ているとのウワサと聞きつけ、番組側から出演をオファーした。

旅の舞台は、今田が離島好きということから、2021年に世界自然遺産に登録され注目の集まる奄美大島。今田は、西村ともに奄美大島は初上陸だというが、「『西郷どん』毎週見てたんで、『うわーここかー!』ってなりました」と念願がかなったロケとなった。

キャンプ飯は、ロケで出会った生産者から頂いた食材のみで作るのがこの番組のルール。今田は島内にある魚の養殖場で撮影のアポを取ろうとしたが、「普通に断られたんですよ! ロケするには良さそうなところで、所長さんも(今田と西村のことを)ものすごく知っててくれてたけど、本体に問い合わせていただいたら、過去にどっかのバラエティのスタッフがやらかしよったらしいんですよ。どこのスタッフや!と思って。テレビ番組はそういうの大事にしないと!」と、苦言を呈した。

レギュラー放送のロケでは、断られたシーンも放送するが、今回はそこすら流せないことが判明。今田は「これと『笑ってコラえて!』は、ほんまアポ無しやからね!」と、ガチぶりを称えた。

一方の西村は、今田がトイレで顔を叩いて気合いを入れる姿を目撃して、「うれしかったんですよ!」と回想。しかし、今田は「養殖場を断られてしんどなってたんちゃうか(笑)。『なかなか労力使ってあかんかったけど、よっしゃ!』って。あれでだいぶ(放送尺を)稼げたと思ったからね」と、精神的なダメージを受けて自身を鼓舞する行動だったことを明かした。

そんな出来事もあったが、多くの島民の人々に助けられたそう。今田は「県民性もあるかもしれないですね。奄美の皆さんは本当に優しかったですね」といい、西村も「ウェルカムな感じでしたよね」振り返った。