俳優の北大路欣也が、19日に放送されるフジテレビ系ドラマ『風間公親-教場0-最終回拡大SP』(21:00~)に出演することが明らかになった。主演の木村拓哉とは、8年ぶりの共演となる。
北大路が演じるのは、盲目の有機化学者で大学教授の清家総一郎。2年前に実験中の事故で劇薬を浴びて失明し、今は半ば引退している状態だ。妻に先立たれて、大きな2階建ての邸宅に一人暮らしをしている。
そんな中、娘・紗季(森カンナ)の夫・甘木保則(馬場徹)が総一郎の家で背中に千枚通しを刺されて死んでいるのが見つかる。15年前に千枚通しで人を殺した十崎波琉(森山未來)は、風間によって逮捕されたが、3カ月前に出所し、風間と遠野章宏(北村匠海)を千枚通しで襲って逃走。逃走している最中にも十崎の犯行は止まらず、一刻も早く十崎を捕まえたい県警捜査一課。今回の総一郎の家で起きた事件も凶器に千枚通しが使われていることから、十崎の犯行が疑われていた。風間は、十崎を捕まえるために専従捜査チームに志願して再び風間のバディとして戻ってきた隼田聖子(新垣結衣)と、この事件を捜査する。
プロデュースの渡辺恒也氏(フジテレビ編成部)は「最終話では、風間の右目と遠野の命を奪った十崎との直接対決が描かれると同時に、風間が警察学校の教官になった理由がついに明かされることになります。その風間の決断に関わる“最後の事件”のキーパーソンでもある清家は、日本を代表する俳優・北大路欣也さんに満を持して出演していただきました。風間・聖子と対峙する清家の圧倒的な存在感は、北大路さん以外には表現し得ない凄みのあるものでした。全11話を通して描いてきた、教場シリーズの原点が、ついに完結を迎えます。“刑事指導官・風間公親”の物語が終わり、新たに“教官・風間公親”の物語が始まる瞬間を、ぜひリアルタイムで見届けていただきたいと思います!」とコメントしている。
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