日本将棋連盟は2023年6月2日、『将棋世界2023年7月号』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)を発売した。

7月号では、第81期名人戦の第2局、第3局のレポート、第4局の速報を掲載。藤井聡太竜王の最年少名人と七冠が懸かる最注目のシリーズをまとめてお届けする。

振り飛車シリーズとなった叡王戦は谷川浩司十七世名人が解説

並行して行われている第8期叡王戦の第3局を谷川浩司十七世名人の解説でレポート。振り飛車道を貫く菅井竜也八段の戦いぶりに心震えるファンも多いだろう。

新しい試みとして、さくらはな。さんの第16期マイナビ女子オープン第1局を漫画スタイルでレポート。ふわっとした筆致で描かれる番勝負の裏側は必見だ。

また2023年は、1923年3月に岡山県で生まれた大山康晴十五世名人の生誕100年という将棋界にとって記念すべき年。大山名人の思い出、大山将棋を前田祐司九段、石川陽生七段がつづる。
ほかにも、初のタイトル挑戦を決めた佐々木大地七段のインタビューや、古賀悠聖五段・和田はな女流初段のインタビューなど、大ボリュームの一冊となっている。Amazonの紹介ページはこちら

『将棋世界2023年7月号』
発売日:2023年6月2日
価格:870円(本体価格791円+税10%)
判型:A5判244ページ
発行:日本将棋連盟