アンファーは5月31日、「薄毛の境界線に関する調査」の結果を発表した。調査は3月、全都道府県各100人、合計4,700人(男女比50:50、20歳代~60歳代各10人)を対象にインターネットで行われた。

  • 薄毛の境界線

    薄毛の境界線

おでこの広さ(眉毛の上から生え際まで)別に4cm~8cmの選択肢(イラスト参照)を用意し、その中から、4cm・5cmと回答した人を「厳しい」、7cm・8cmと回答した人を「寛容」とし、薄毛と感じる認定ライン「薄毛の境界線」(以下、境界線)について質問したところ、最多の境界線は「6cm」となり、指4本が収まる人は薄毛に認定されるよう。

ちなみに、昨年の境界線は2019年から4年連続「7cm」であったことから、以前より、薄毛に関して厳しい目で見られていることが明らかに。全回答の境界線平均値は6.1cmとなり、前年と比較して-0.09cmと平均値からも厳しい境界線となっていることが分かった。

  • 薄毛の境界線(男女別)

    薄毛の境界線(男女別)

男女別に薄毛の境界線を見てみると、“4cm・5cm「厳しい」”と回答したのは男性33.8%・女性18.8%で、“6cm”との回答は男性28.4%・女性38.5%、“7cm・8cm「寛容」”との回答は男性37.8%・女性45.4%という結果に。23年の境界線の平均値を男女で比較すると、男性は5.98cmであるのに対し、女性は6.22cmと、女性の方が薄毛について寛容であることがわかった。

また、47都道府県別にみると、最も薄毛に厳しい都道府県は「兵庫県」(平均5.7cm)という結果に。頭皮ケアについて「投薬や医薬品を使用している」「薄毛の症状で通院したことがある」と回答した人がいずれも全国で1番多く、兵庫県民は頭髪の悩みを改善する意識が強い傾向にあるよう。一方、薄毛に最も寛容な都道府県は「長野県」で、平均6.35cmだった。