トレジャープロモートはこのほど、株式投資についての学習に関する調査結果を発表した。調査日は4月4日、調査対象は株式投資に取り組む20代~70代の個人、有効回答は502人。

  • 株式投資の学習調査

株式投資を学ぶために購入したものを尋ねると、「書籍」が最も多く42.8%。次いで「新聞・雑誌」が42.8%、「セミナー(オンライン)」が20.3%と続いた。

年代別にみると、「通信教育」「セミナー」など多数の項目で20代・30代の数値が最も高くなったほか、年代が上がるにつれて各項目の数値が低くなる傾向がみられた。なお、「新聞・雑誌」については、70代44.9%、20代29.4%と、70代は全体平均を唯一上回ったのに対し、20代は全体平均を唯一下回った。

  • 株式投資の学習調査グラフ

株式投資について学ぶために使った金額については、「20万円以上」を使った人の割合は20代が最も高く61.1%に上り、全体の32.3%を28.8ポイント上回った。また「50万円以上」を使った人の割合も20代は25.0%と、60代の27.8%に次ぐ数値となった。

  • 株式投資の学習費用

普段、株式投資に関する会話(情報交換など)をする相手を聞くと、「友人」は20代が35.3%と最も多かったのに対し、60代は13.4%、70代は12.4%との結果に。「ファイナンシャルプランナー」についても20代が23.5%で最多となり、60代は1.2%、70代は2.3%にとどまった。

  • 「普段、株式投資に関する会話(情報交換など)をする相手」として回答した人の割合