映画『おとななじみ』(5月12日公開)のプレミア試写会が24日に都内で行われ、W主演の井上瑞稀(HiHi Jets)と久間田琳加をはじめ、萩原利久、浅川梨奈、フルーツポンチ・村上健志、アンミカ、松金よね子、高橋洋人監督が登壇した。

  • 映画『おとななじみ』のプレミア試写会に出席したジャニーズJr.・HiHi Jetsの井上瑞稀

同作は中原アヤ氏による同名コミックの実写化作。青山春(井上)と加賀屋楓(久間田)は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ”。楓は20年間ハルを思い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎてしまい……。2人の進みそうで進まない恋模様を描く。

今作が映画初主演となった井上は、「こうして皆さまに映画を届けられること、本当に嬉しく思います」と挨拶。舞台袖からかなり緊張していたそうで、「まだ緊張しています……。だいぶ硬い挨拶になっちゃいました」と笑顔を見せ、公開が近づいてきたことについても「率直にすごく嬉しいです。ただちょっとまだドキドキが残っているので、早く皆さまからの反応を聞けるのを楽しみにしています」と期待を寄せた。

楓とハルの恋を見守るトメを演じた松金が、井上・久間田・萩原・浅川の4人が本当の幼なじみだと勘違いしていたことがアンミカから明かされると、会場から大きな笑いが。松金が勘違いしてしまうほどの関係性だったそうで、井上が「利久くんは楽屋で歌って踊っていた」というエピソードを披露すると、萩原は突然の告白に慌てた表情を見せ、「やめてよ! (お客さん)いっぱいいるから!」と返すなど、仲良さげな掛け合いを見せた。

イベントでは終始アンミカ節が炸裂し、会場に集まった若い世代に向けて「若いときの失敗は失敗じゃない、そこには学びと発見があるの。だから人生楽しんでな。今を楽しんで未来にプレゼントを送る。だから現在で英語でPresentって言うの」とメッセージを送る場面も。これを聞いた井上は、「しびれますね! アンミカ塾入りたいです」と目を輝かせた。

また、アンミカは撮影中の井上とのやり取りを思い返し、「私に聞いてきた唯一の質問が、『本当にスパイと付き合っていたんですか?』だったの!」と告白。井上は「気になりません?」と問いかけ、「スパイと付き合ってたってどういうこと? と思って! 撮影中はその裏話を聞いていました」と明かして笑いを誘っていた。