オレンジページは4月18日、読者アンケート「ほぼ1000人にききました」において実施した、スキンケアに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2月17日~24日、調査対象は国内在住の20歳以上の女性、有効回答は1,070人。
コロナ禍でのマスク生活で、自分の肌に変化を感じることはあるか尋ねると、51.7%が「ある(やや含む)」と回答。具体的には、1位「老け顔になった」(84.6%)、2位「肌にハリがなくなった」(79.6%)、3位「肌が乾燥する」(78.1%)となった。
スキンケアにかける時間は、コロナ禍前(約3年前)と比べて「変わらない」という人が69.6%を占めた。スキンケアの平均時間は、朝・夜ともに「5分未満」が最も多く、朝57.9%、夜49.2%となった。
一方、「忙しくても、肌の手入れは欠かせないと思う」と答えた人は71.9%に上ったものの、2018年調査から7ポイント減少し、「そう思わない」も2.2ポイント増加。また「物価高でスキンケアの種類を減らした」(40代・むっとこちゃん)との声も目立ち、「昨今の値上がりが、スキンケア用品選びにも影響を及ぼしている」ことがわかった。
マスクを外した時のために、「肌の手入れに力を入れたい」と考えている人は53.4%。内容については、「保湿」を挙げる人が多かった。
今後のマスク着用について聞くと、60.0%が「これからもマスクを着用する」と回答。理由をみると、自己防衛や周囲への配慮を挙げる人と、「マスクに慣れすぎて、ないと落ち着かない」人に分かれる結果となった。