akippaは4月6日、「運転免許返納」に関する調査結果を発表した。調査は1月23日〜30日、同社運営の駐車場予約アプリ「akippa」のユーザー1万4,262名を対象に、インターネットで行われた。
免許返納についての考えを聞いてみたところ、「事故が怖い」「周囲の高齢者の運転にも不安を感じる」といった理由から、74.9%が「将来的に免許返納を考えている」と回答。前回の2020年調査から4ポイントほど減少する結果に。
一方「将来的に免許返納を考えていない」(25.1%)と回答した人からは、「車がないと不便」「将来のことはまだわからない」といった意見があがった。
続いて、車やバイクの運転を何歳までしたいか聞いたところ、「70代まで」が最も多く、46.1%。次いで「60代まで」(17.4%)が続き、6割以上が70代までには免許返納を考えていることが明らかに。
また、免許返納のきっかけになるものを聞くと、前回同様「運転技術の衰え」(69.0%)が最も多く、次いで「年齢」(46.5%)、「高齢者の運転による事故のニュース」(45.3%)と続き、いずれも半数近くを占めた。
次に、「将来的に免許返納を考えている」と回答した人に対し、「免許返納をした場合、日常生活の移動にどのくらい困ると思いますか?」と質問したところ、84.5%が「とても困る」「やや困る」と回答。「全く困らない」という人は、わずか0.9%だった。
免許返納後の主な交通手段については、「電車」(35.2%)や「バス」(24.8%)が多く、次いで「家族や知人が運転する車」(13.0%)、「自転車」(10.8%)という結果に。
また、免許返納をした場合、乗っている車やバイクをどうするか聞いたところ、「売却する」(58.4%)が6割近くを占め、次いで「家族や知人に譲る」(28.8%)、「廃車にする」(7.9%)と、大半の人が車を手放す考えであることがわかった。
※akippa株式会社調べ