東急および東急レクリエーションが4月14日より開業する、ホテル、映画館、劇場、ライブホールなどの施設が入る「東急歌舞伎町タワー」。前編では眺めが抜群な豪華ホテルの様子を中心にお伝えしたが、後編ではグルメとエンタメに焦点を当てて紹介していこう。
異国情緒ただよう「歌舞伎横丁」
1~5階は、エンターテインメント&レストラン。本館東側からエスカレータで2階に上ると、そこは異国情緒ただようエンターテインメントフードホール「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」が広がる。約1,000平米のフロアは"祭り"がテーマで、食と音楽と映像が融合。全10店舗の食祭街には日本各地のグルメを集めた。
バンダイナムコの最新アミューズメント空間
3階はアミューズメントコンプレックス「namco TOKYO」。バンダイナムコアミューズメントが仕掛ける、フードもイベントも楽しめるエリアとなっている。最新のクレーンゲーム、キャラクターのオフィシャルショップ、人気コンテンツのイベントなどを用意。アルコール飲料、ここだけのフォトジェニックな軽食も提供する。
仲間と協力して挑戦! 巨大ダンジョン攻略体験施設
4階はソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する、新宿ダンジョン攻略体験施設「THE TOKYO MATRIX」。仲間と協力してモンスターを倒し、アイテムを探し、トラップをクリアするアトラクションに挑戦できる。
テラスプールも! ラグジュアリーなウェルネスクラブ
5階は、美と健康をテーマにしたラグジュアリーなウェルネスクラブ「EXSTION」(エクジション)。会員制のウェルネスゾーンには、トレーニングジム、プライベートサウナ、ラウンジ、テラスプールがある。また併設するホスピタリティの高いレストランでは、世界各国のワインと食のペアリングで来館者を迎える。
"シアター"をイメージした大きな窓のスタバ
シネシティ広場に面する東側1~2階にはスターバックスコーヒーが入っている。1階のカウンターで注文し、2階のカウンター席に腰をかけると、大きな窓の向こうには新宿東宝ビルのゴジラが見える。
和牛専門集団・平城苑が手がけるダイニング「和牛特区」
このほか1階には2軒の飲食店が入る。ビーフダイニング「和牛特区」では厳選した黒毛和牛を使った料理を提供。ランチタイムにはハンバーガーをメインとした食事、ディナータイムにはローストビーフを使用した和牛料理とアルコールを楽しめる。
歌舞伎デザインを取り入れた和牛バーガー&タコス店
和牛バーガー&ワールドタコス「KABUKI BURGER&TACOS」では、上質な空間で和テイストのバーガーとモダンメキシカンを提供する。和牛100%のKABUKIバーガーは、パティ2枚にかき揚げの組み合わせが絶妙な味わい。
「新宿ミラノ座」の名を継承した劇場
6~8階は劇場「THEATER MILANO-Za」が入っている。映画ファンに惜しまれつつ2014年に閉館した「新宿ミラノ座」の名前を継承。1階612席、2階148席(バルコニー54席)、3階147席(バルコニー18席)という設計で、演劇、音楽、映像など多彩なエンタメコンテンツに対応する。
料金4,500円・6,500円! 全席プレミアムシートの映画館
9~10階は映画館「109シネマズプレミアム新宿」。シアター1~シアター8まで、すべての音響について故・坂本龍一氏が監修した。そして全席がプレミアムシートの仕様。座り心地の良さを追及したCLASS Aは料金4,500円、電動リクライニング機能や充電用のUSB端子などを備えたCLASS Sは料金6,500円となっている(シネマポイント会員は各500円の割引)。そしてWELCOME CONCESSION(ラウンジ)では、映画館利用者にに塩味 / キャラメル味のこだわりのポップコーン、バラエティ豊かなソフトドリンクが無料で提供される。
10階のシアター6は、正面スクリーンに加えて左右の壁面にも映像が投映される3面ワイドビューシアター。また10階にはCLASS Sの購入者が利用できるプレミアムラウンジOVERTUREも併設している。なおシアター8では4月21日、シアター3では4月22日に、『戦場のメリークリスマス』を含む坂本龍一氏の関連6作品を上映する予定。
「Zepp新宿」やナイトエンタメ拠点も
B1~B4はライブホール / ナイトエンタメ施設。キャパシティ約1,500名の「Zepp Shinjuku(Tokyo)」に加えて、音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスなどのナイトエンターテインメントを発信する拠点「ZEROTOKYO」がオープンする。