イードは4月7日、「e燃費アワード2022-2023」の結果を発表した。調査は2022年1月1日~12月31日の間に投稿された、同社運営サービス「e燃費」登録ユーザーの実燃費データを基に集計。対象車種数は1,192車種、分析対象データ数は2万3,570件。

  • 「e燃費アワード2022-2023」総合部門

    「e燃費アワード2022-2023」総合部門

e燃費アワード2022-2023「総合部門」では、トヨタ「ヤリス(ハイブリッド)」(27.6km/L)が3年連続の1位を獲得し、続く2位に「アクア」(26.7km/L)、3位は「プリウス」(24.5km/L)とトヨタ勢が上位を独占した。

「新型車部門」では、2022年の夏にフルモデルチェンジを果たしたトヨタ「シエンタ(ハイブリッド)」(20.0km/L)が1位に。次いで、トヨタ「ノア(ハイブリッド)」(17.7km/L)、マツダ初のラージSUVとして話題になった「CX-60」(16.8km/L)が上位に。

「ガソリン車部門」を制したのは、スズキ「スイフト」(18.2km/L)で4連覇を達成。カタログ燃費の達成率が比較的高いのも注目すべきポイント。続く2位はホンダ「シャトル」(17.4km/L)、3位はトヨタ「ヤリス」(16.1km/L)がランクイン。「シャトル」は2022年に生産が終了している。

「軽自動車部門」では、今年もスズキ勢を抑えてダイハツ「ミライース」(23.9km/L)が1位を獲得。2位はスズキ「ワゴンR(マイルドハイブリッド)」(21.0km/L)、3位はスズキ「アルトラパン」(20.7km/L)と続き、トップ10にはダイハツが4台、スズキが4台、日産とホンダが1台ずつランクインする結果となった。

「ハイブリッド車部門」では、1位となったトヨタ「ヤリス(ハイブリッド)」(27.6km/L)を筆頭に、2位・トヨタ「アクア」(26.7km/L)、3位・トヨタ「プリウス」(24.5km/L)と、上位10台中8台がトヨタ車。

「ディーゼル車部門」では、1位・マツダ「MAZDA2(ディーゼル)」(20.7km/L)、2位・マツダ「マツダ MAZDA3 ファストバック (ディーゼル)」(17.8km/L)、3位・メルセデスベンツの「Bクラス (ディーゼル)」(16.9km/L)という結果に。

「輸入車部門」では、メルセデス・ベンツ「Bクラス(ディーゼル)」(16.9km/L)が1位に。次いでフォルクスワーゲン「パサート(ディーゼル)」(16.9km/L)、シトロエン「ベルランゴ(ディーゼル)」(16.8km/L)と続いた。

「WLTCカタログ燃費達成率部門」では、ダイハツ「ミライース」(燃費達成率95.6%)が1位となり、マツダ「MAZDA2(ディーゼル)(20.7%)が2位に、トヨタ「ランドクルーザープラド(ディーゼル)」(10.6%)が3位にランクイン。

また、今回新設された「SUV部門」では、トヨタ車の「ライズ(ハイブリッド)」(23.9km/L)が初代王者に。続く2位はトヨタ「ヤリス クロス (ハイブリッド)」(23.3km/L)、3位はトヨタ「カローラ クロス(ハイブリッド)」(22.1km/L)と、トヨタ車がTOP3を独占した。