東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が3日、YouTubeチャンネル『上田剛史』に出演。動画「村上宗隆の不満爆発!? 【チーム青木】の自主トレのメニューが凄まじかった、、、」内で、プロ1年目の頃に秘めていた思いを明かした。
高卒2年目となる2019年シーズンで36本塁打を放ち、プロ野球ファンの間でその名を知られるようになった村上。一軍昇格は2018年の9月16日で、同日の広島東洋カープ戦に「6番・三塁手」で先発出場し、2回に初打席初本塁打を記録している。
当時を振り返り、村上は「今は生意気やなと思うんですけど」と前置きしつつ、「そのとき(18歳のとき)は4番を打ってなかったじゃないですか? 6番とか7番とか8番とかを打ってる自分が悔しくて」「『俺は4番を打つんだ』とか『俺はもっといける、もっとできる、俺がやる』っていうのを18歳ながらに、調子乗ってたからか分からないんですけど、思ってたんで」と告白。
続けて「練習するときは『一番下手くそだ』と思ってバッティングもするし、守備も『する』って決めてやってたんで。でも、試合のときは『僕が一番』じゃないですけど、『このチームを僕が引っ張ろう、勝たせる』って思ってずっとやってたんで」「言われて悔しかったりとか反発することもあったんですけど、そういう気持ちがあったのは良かったと思います」としみじみと語った。
この話に対し、青木宣親は「悪いほうに取ってた人もそりゃいたよね、実際ね。当然、俺もそういう声を聞いてたけど」と明かしつつ、「でも、俺はめちゃくちゃ良いことじゃないかって思った」「はみ出る人って大事にしたいと思ってて。全部が全部悪いわけじゃなくて、はみ出るような人間ってなんかあるような気がする」と評価していた。