保育士転職moreは4月3日、「保育士の仕事でつらいこと・やりがいランキング!」を発表した。同ランキングは、2月8日〜14日の期間に保育士資格保有者100人に向けて実施したアンケート調査の結果をもとにしている。
まず、保育士の仕事で大変なこと・辛いことの1位は「給料面」(73人)となった。「責任は増えていくのに給料に反映されない」「給料が見合わない」「ほぼ毎日サービス残業でとても辛い」などのコメントが寄せられている。
2位は「職場の人間関係」(70人)。「保育士は女性が多いので、陰口が多い」「女社会なのである程度きついイメージはしていたが、とても耐えられる環境ではなかった」などの声が挙がっている。
以下、3位「書類作成」、4位「保護者対応」、5位「行事の準備」、6位「労働時間が長い」、7位「プライベートとの両立」、8位「休みが少ない」、9位「子どもとのやり取り」、10位「その他」という結果となった。
「その他」については、「体力が相当要る」「子どもが怪我をしてしまった」「コロナに関する体調管理が大変」といった回答が挙がっている。
保育士仕事でのやりがい、嬉しいことの1位は「子どもの成長を感じた時」(95人)。「子どもの成長を実感出来るのはとても貴重な経験」「様々な『初めて学ぶこと』が提供できることにやりがいを感じる」などのコメントが寄せられている。
2位には「子どもの笑顔見ている時」(90人)がランクインした。寄せられたコメントは、「保育士の仕事の一番のやりがいは、子どもたちの笑顔」「子ども達の笑顔で頑張れる」など。
以下、3位「保護者から感謝された時」、4位「子どもが懐いてくれたと感じた時」、5位「行事・イベントが上手く行った時」、6位「自分自身の成長を感じた時」、7位「上司や同僚に褒められた時」、8位「責任ある仕事を任された時」、9位「給料が上がった時」、10位「その他」となった。
「保育士になって良かったですか?」の質問では、94.0%が「はい」と回答した。