昼夜の寒暖差や急激に強まる紫外線、環境の変化によるストレスなど、肌のコンディションが乱れがちな春。花王がこのほど開催した「ソフィーナiP 炭酸美容セミナー」で、この季節に活用したい「炭酸美容」について聞いてきた。
しゅわしゅわ気持ちいいだけじゃない! 炭酸スキンケアの理由
炭酸の肌への主な作用は以下のようなものがあるのだそう。
血流促進効果で肌を明るく見せる。
ターンオーバーのサイクルを正常化し、つるんとなめらかな肌表面に。ニキビ軽減にもつながる。
浸透ルートを形成。スキンケア品の浸透感をアップさせ、なじみがよくなる。
洗浄をサポート。肌負担なく汚れを落とす。
洗顔料と美容液でダブル炭酸ケア
これまでも炭酸技術に力を入れてきた同社。1987年 育毛剤「サクセス」、1983年 入浴剤「バブ」などを経て、2007年にはスキンケアへの活用を開始。化粧品ブランド「ソフィーナiP」からは"二大炭酸コスメ"として 、洗顔料「リニュー ムース ウォッシュ」(2021年発売/200g3,630円)、土台美容液「ベースケア セラム」(2019年発売/90g5,500円)を展開している。
リニュー ムース ウォッシュは、炭酸(炭酸ガス/噴出剤)100%の泡の洗顔料。クリーミーで濃密な炭酸の泡が肌にぴったりと密着し、古い角質でくすんで暗く見える肌も洗うたびうるおって明るい肌に。次に使うスキンケア品のなじみや化粧のりをよくする。肌が濡れた状態で使うのがおすすめ。お風呂でも。
ベースケア セラムは、炭酸の泡の土台美容液。クリーミーな炭酸の泡がなめらかに広がり肌に密着。美容液が角質最深部にじっくり浸透、肌をなめらかに。次に使う美容液のなじみもよくなる。使うのは洗顔の後、スキンケア品の中で一番はじめに。
炭酸美容コスメは、炭酸が毛穴の中を通り抜ける微細なサイズであること、肌にとどまるよう高濃度であることがポイントなのだそう。同社では、炭酸泡を毛穴の大きさの約1/20に、マイクロバブルと油剤による炭酸保持技術で炭酸泡をマイクロバブル化することに成功している(2017年特許取得済)。