アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が4日、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(12日スタート、毎週水曜22:00~)の記者会見に出席し、撮影現場の明るい雰囲気を語った。
主演の芳根京子が、今回初共演となる重岡について、「すごく楽しい方で、明るくて、本当に視野が広いんだなと思います。みんなを楽しませようっていう気持ちがすごく強い方なので、本当に毎日ありがたいなと思ってます」と印象を語ると、重岡も「芳根さんがすごく明るいから、その元気に引っ張られて、すっごくいい雰囲気ですね」と返す。
その雰囲気づくりには、常盤貴子も一役買っているそう。重岡は「僕はエリートの役なので、結構セリフが多くて難しい言葉も多くて、いつも必死に覚えるんですけど、現場でしゃべって『OK』が出ると、常盤さんが『フゥ~!』って言ってくれるんですよ! それがうれしくて、頑張ろうと思いました」と、テンションが上昇したことを明かした。
また、常盤が「ジャニーズの方々って皆さんどこで覚えてるんだろうっていうぐらい、しっかり覚えてらっしゃるんですけど、陰の努力を感じるんですよ」と称賛すると、重岡は「皆さん、『陰の努力』って書いてください!」と報道陣にアピール。
さらに、常盤は「(重岡が)現場を盛り上げてくださるんですけど、朝来るときは『おざーす』みたいな感じで、そのギャップに萌えてます。もう感動しちゃって、本当に私も頑張らなければ」と感化されていることを語り、芳根も「本当に長ゼリフで専門用語も多くて大変だと思うんですけど、いつも完璧なので、重岡さんのおかげで(撮影時間が)巻くんですよ!」と感謝すると、重岡は「やめてやめて! ヤバいなあ、これから震えるわ」とプレッシャーになっていた。
今作では、ジャニーズWESTが歌うオープニング曲「パロディ」に合わせて、出演者たちがダンス映像を撮影。だが重岡が、常盤と野間口徹に対し、「(振り付けを)覚えてくれましたか?」と確認するも、先輩の2人はそろって下を向いてしまい、「全然目合わへん! 社長役の赤井(英和)さんなんて、めちゃくちゃ頑張って踊ってくれるんですよ!」と嘆いた。
そんなやり取りも含め、重岡は「こういう明るい雰囲気って、絶対画面を通して出ると思うんです。今回は、僕たちもスタッフさんも含めて楽しめているので、(視聴者も)きっと楽しいんじゃないかと思います」と期待を述べた。
同ドラマは、飲料メーカー・月夜野ドリンクで、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生し、情報漏洩の疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)が、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロであるエリート上司・北脇雅美(重岡)とともに、その特許を取り戻すために奮闘するストーリーが描かれる。