現在、大阪市立自然史博物館で開催されている特別展「毒」、通称「毒展」。この展示会では、毒に関わる約250点もの展示品が見られることで話題となっています。

現在ツイッターでは、毒展に展示されていたこんな“猛毒”に大きな注目が集まっています。

毒展にやって来たんだけど、いきなり猛毒展示してきてて殺意高い
(@halu825より引用)

  • (@halu825より引用)

ツイートの投稿主は「ハル(@halu825)」さん。

会場に入ったハルさんの目に飛び込んできたのは、なんと大量の「スギ花粉」。

猛毒と聞くと、パッと思い浮かぶのはトリカブトやボツリヌストキシンなどだと思いますが、まさか「花粉」が参加者を出迎えているとは……。

どこからどう集めてきたのか、シャーレの中に恐ろしいほどのスギの花粉が入っているのが見て取れます。花粉症の人は、もはや写真を見ただけでくしゃみや鼻水が止まらなくなりそうですよね……。

とても身近な存在だからこそ盲点でしたが、スギの花粉は毎年かなり多くの人を悩ませており、まさに「猛毒」と言っても過言ではないのでしょう。

しかも、添えられたメッセージをよく読んでみると、大阪市立自然史博物館の担当者の長谷川さん(花粉症持ち)が頑張って採集してきたのだそう。並大抵の苦労でなかったことは想像に難くありません。

この猛毒=スギ花粉に関するツイートは大きな注目を呼び、3.8万件のリツイート、14.4万件のいいねを獲得(4月3日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「うわぁ…たしかに、猛毒ですね…」

「担当者命がけで草」

「これケースが転倒したらマジのバイオハザードやん()」

「ギャーーーーッッッ」

「見るだけで痒くなる」

ツイ主さんに聞いてみた

ツイッター上でも大きな騒ぎとなったこの猛毒について、ツイ主のハルさんにもう少し詳しい話をお聞きしました。

ーーハルさんは花粉症でしょうか? これを見たときのご感想を改めてお聞かせいただけますか?

私自身も花粉症ですが、スギではなく白樺の花粉症持ちです。ですので花粉症の辛さが分かりますし、展示されていた花粉には怖さ半分、面白さ半分と言ったところでした。

フォロワーの花粉症持ちからの反応が面白そうという思いで投稿したのですが、予想を遥かに超えて拡散されたのは正直驚きでしたね。


「特別展『毒』」は、大阪市立自然史博物館のネイチャーホールで5月28日 (日)まで開催されているとのこと。気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?