石澤研究所は3月22日、「ニキビに対する意識調査」の結果を発表した。調査は2月14日~21日、全国の10~20代男女323名(男性159名、女性164名)を対象にインターネットで行われた。
「あなたが今一番治したい肌悩みは何ですか?」と尋ねたところ、男女ともに「ニキビ」(男性34.6%、女性32.9%)が1位に。「ニキビができて一番恥ずかしいと感じる部位はどこですか?」と聞くと、「鼻(鼻横含む)」(27.2%)や「おでこ」(17.6%)に回答が多く集まり、とにかく「目立つから」という理由が大多数だった。
また、「突発的にニキビができてしまった」経験のある人は77.4%。そのうち約半数である48.8%が「皮膚科に行ったことはあるが行かなくなった」(8.8%)、「行ったことがない」(40.0%)と、皮膚科に行かずに自力でケアしていることが明らかに。皮膚科に行かない理由としては、「なんとなく面倒くさい」「面倒くさくなったから」が53.3%を占めた。
具体的に「こんな時にニキビができてしまって最悪だった!」というエピソードを聞いたところ、3人に1人が「写真撮影の時にニキビが出来てしまった」と回答。卒業アルバム撮影時や、テーマパークに行くときに限って出来てしまって最悪だった…という人も。また、「鼻の下にニキビができ、鼻くそみたいになった」「バレンタインに鼻の下にニキビ(ができた)」と、唯一鼻だけは具体的な部位を上げる人が複数見受けられた。
次に、「人前でマスクを外すことに抵抗はありますか?」と尋ねたところ、71.8%が「抵抗がある」「少し抵抗がある」と回答。理由を聞くと、男女ともに「着用している方がなんとなく落ち着くから」(男性53.1%、女性53.7%)が最多に。
2位以降は、男性は「周りがみんなつけているから」(45.8%)、「新型コロナウィルスやインフルエンザの感染対策をしたいから」(41.7%)と“なんとなく”や“感染対策”という傾向が強い一方で、女性は「顔のパーツに自信が持てないから」(44.1%)、続いて「自分の肌にコンプレックスがあるから」(34.6%)と、コンプレックスを隠せると考えている人が多いよう。
さらに、人前でいきなりマスクを外すことになって焦った経験があるかと聞いたところ、46.7%と約半数が「ある」ことが明らかに。具体的には、「肌荒れをしている時にいきなり写真を撮ることになった」「髭剃りをサボっていた時に異性とご飯行くことになった」といったエピソードが寄せられた。