2歳の子どものために母が作った架空の「おにぎり屋さんのパンフレット」が可愛らしいと話題です。どのおにぎりもおいしそう!
おにぎりにすると息子が色んなものを食べるようになってきたので、より興味を持ってもらおうと架空のおにぎり屋さんのパンフレットを作ってみました🍙 pic.twitter.com/czz8UqIaGr
— まいのおやつ (@mainooyatsu) March 21, 2023
こちらはイラストレシピ作家の、まいのおやつ(@mainooyatsu)さんが、息子さんのために描いたもの。
温かなタッチで描かれたおにぎりは、定番の「しおむすび」「うめ」から、変わり種の「キャベツまき・にくそぼろ」「にんじゃおにぎり」まで30種類。お店の細かな設定も素敵で、「おみそ汁」と「とんじる」はおかわり自由、お茶は6種類から選べて、お漬物バイキングまであるのだとか。誰か開店して……。
作品には「これホントすごい好き」「優しい世界」「素敵なアイディア!」「実在して欲しい」と注目が集まっています。編集部は、まいのおやつさんを取材しました。
できあがって見せたときは…
――パンフレットのこだわった点や苦労したポイントを教えてください。
息子も私もわくわくできるパンフレットになるようこだわりました。どうしたら息子に色んなものを食べてもらえるかな? と日々悩み試行錯誤していく中で、「おにぎりにすると普段食べないものも食べてくれる」と分かってきました。
そこで、より興味を持ってもらおうと、架空のおにぎり屋さんのパンフレットを作ってみました。おみそ汁・豚汁飲み放題、お漬物バイキングあり、縁側があるなど、私自身の「こんなお店があったらいいな」と思う理想も詰め込んでいます。ちなみに看板ねこは、ねこ好きの息子が喜ぶかなと思い描いてみました。
――息子さんの反応はどうでしたか?
できあがって初めて見せたときは「わー! すごい! おにぎりいい感じ!」と、とても喜んでくれました。パンフレットのおにぎりを指差しながら「これ食べたい!」「どんな味かな?」と話したり、絵本のように眺めたり、持ち歩いたりしてくれています。実際に絵に描いたおにぎりを作ると、見比べながらこれまで以上に喜んで食べてくれるようになりました。今度はこのおにぎり屋さんをテーマにした絵本を作りたいなと思っています。
このパンフレットを渡すと「これ食べたい!」「どんな味かな?」と指差したり、絵本のように眺めたりしてくれています。実際に絵に描いたおにぎりを作ると、見比べながらこれまで以上に喜んで食べてくれるようになりました✨ pic.twitter.com/oZcnB6bgm4
— まいのおやつ (@mainooyatsu) March 21, 2023
――息子さんお気に入りのおにぎりを教えてください!
「焼きおにぎり」と「さばそぼろ」です。またこのパンフレットに描いた「ピーマンとツナ」のおにぎりのおかげで、苦手だったピーマンを克服することができました。
――たくさんの反響が寄せられています。
温かいお言葉を本当にたくさんの方がかけてくださって嬉しかったです。ありがとうございます。
実在するならぜひ行ってみたい、素敵なおにぎり屋さん。楽しそうにお話しする母子の様子が目に浮かびますね。