Speeeは3月23日、「介護に関する悩みや不安に関する調査」の結果を発表した。調査は2月10日、介護経験者300名を対象にインターネットで行われた。

  • 介護の悩み・不安

    介護の悩み・不安

まず、介護の悩みや不安を聞いたところ、「介護疲れ、疲労」が最多の45.7%。具体的には、「夜中にトイレに起きるから、毎回起こされるため仕事中眠たい」「入浴介助などの肉体的負担と、元々あまり仲良く無かったので精神的にも負担だった」といった声が。

以下、「被介護者の状態や症状」(44.3%)、「介護費用・お金」(31.0%)、「介護によるプライベートへの影響」(24.7%)と続き、「歩行困難で日常動作に支障をきたしている」「両親が日増しに衰えていくのが、悲しかった」「介護しているとその費用を稼ぐ時間がない」といった声が寄せられた。

  • 介護の相談相手

    介護の相談相手

次に、介護に関する悩みや不安を誰に相談していたかを教えてもらったところ、「配偶者」が最も多く43.3%。次いで「ケアマネージャー」(39.3%)や「兄弟・姉妹」(27.7%)に相談する人が多く、相談した結果「悩みが解消した」人は41.7%、「解消しなかった」人は58.3%だった。