富山市、富山市民プラザ、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、北陸カード、レシップ、QUADRACは4月3日より、「まいどはやバス」において公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したVisa・JCBのタッチ決済の実証実験を開始する。

  • 「まいどはやバス」イメージ

「まいどはやバス」は、富山駅周辺および中心市街地と、その周辺とのアクセス充実による中心市街地の活性化や回遊性の向上、来街者の増加を図ることを目的に運行されている市内循環バス。

現在は、富山駅と百貨店、商店街、ショッピングセンターを結ぶ移動手段として利用されているほか、5月12日〜15日に開催予定の「G7 富山・金沢教育大臣会合」にて海外や県内外からの来街者による利用の増加が見込まれている事から、便利に利用できる公共交通を整備している。

今回実証を行うタッチ決済では、現金の準備や交通系ICカードへのチャージをする事なく、バスが利用できるようになる。これにより、移動から買い物・宿泊といった観光全体を手持ちのタッチ決済対応カード1枚で実現する事も可能となる。

実証実験では、国際ブランドのタッチ決済読取端末を設置。端末にタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどをかざす事で、事前購入・チャージを行わずに乗車ができる。対象期間は、4月3日より1年間。

対応ブランドはVisa、JCBで、他ブランドも順次対応予定とのこと。