「groove agent(以下、ゼロリノベ)」は3月9日、「家庭の防災対策」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は3月1日、東京都在住30~50代の男女1,000人を対象にインターネットで実施した。
現在住んでいる家(土地)を探す時に意識したことを聞いたところ、「築年数を確認した」(361票)が最も多く、次いで「ハザードマップを確認した」(302票)、「マンションの戸数や規模を確認した」(247票)が続いた。
普段、取り組んでいる防災について聞くと、最も多い回答は「食料などの備蓄」(506票)で、「非常用持ち出しバッグの準備」(339票)、「家族と安否確認方法や待ち合わせ場所を話し合っている」(221票)という順になった。
「防災」という観点で購入するなら、どのタイプの住居を選ぶか尋ねると、「新築戸建て」(40%)という回答が最も多かった。次いで、「新築マンション」(31%)、「中古マンション」(19%)、「中古戸建て」(10%)となっている。
マンション派に「防災」という観点で重視することを、1~3位までの順位づけで尋ねた。1位に選択されたもので最多だったのは「新築や築浅であること」(38%)。その理由として、「新築か築浅のほうが最新の耐震基準で安心」「古い建物はメンテナンスができているか不安」といった声があがった。
次いで多かったのは「ハザードマップで被害の少なそうなエリアであること」(29%)、「中古であっても管理が定期的になされていること」(13%)と続いた。