『外資就活ドットコム』は3月3日、「就職活動に関する意識」の調査結果を発表した。調査は2023年1月、2024年卒業予定の外資就活ドットコム会員の大学生・大学院生437人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「志望業界」を聞くと、「総合コンサル」「総合商社」「情報システム・通信・その他IT」「外資IT」「戦略コンサル」が上位5つに挙がった。

  • 学生の志望業界

次に、「就職活動を始めた時期」を尋ねると、サマーインターンシップが始まる「2022年5~6月」が最も多く、次いで、大学2年生の終わりから進級する時期である「2022年3~4月」と続いた。

コンサル業界や外資系企業はサマーインターンシップを実施することが多いためと同社は説明。

  • 就職活動を始めた時期

そして、「オータム/ウィンターインターンに応募した社数」を聞いてみると、「1~5社」(46.7%)、「0社」(24.0%)、「6~10社」(14.9%)、「11~15社」(7.3%)、「30社以上」(3.0%)、「16~20社」(2.1%)、「21~25社」(1.6%)となった。

  • オータム/ウィンターインターンに応募した社数

「参加した理由」を尋ねてみると、「企業・業界研究のため」、「早期選考への招待を獲得するため」、「就職活動の練習のため」など、選考に直接つながる回答が多い。

さらに、「オータム/ウィンターインターン前後での志望業界の変化」を聞くと、「変わった」(18.7%)、「変わらない」(81.3%)と、約8割の学生が「変わらない」と答えている。

  • オータム/ウィンターインターン前後での志望業界の変化

続いて、「企業選びで最も重視する項目」を尋ねると、「職種」「年収・給与・福利厚生」「業界」「勤務地・働き方」と続いた。

  • 企業選びで最も重視する項目

なお、「新卒で入社した会社の想定就業年数」については、「今は転職を考えない」(39.1%)、「5年以上」(30.7%)、「3~5年」(24.0%)、「1~3年」(5.9%)の結果に。5年以内の転職を考えている学生は約3割となる。

  • 新卒で入社した会社の想定就業年数