Duolingoは2月16日、韓国語と韓国カルチャーに関する調査の結果をもとにした「Duolingo Kトレンド2023」を発表した。調査は1月25日〜29日、韓国語学習に意欲のある10代〜50代の男女595人を対象に行われたもの。

  • 韓国語学習のモチベーションは2022年に比べて高まっていますか?

まず、韓国語学習のモチベーションは昨年(2022年)に比べて高まっているか聞いたところ、20.7%が「非常に高まっている」、36.6%が「やや高まっている」と回答した。理由については、「韓国ドラマが好きだから」「韓国旅行を楽しみたいから」(各15.5%)、「K-POPアイドルが好きだから」(14.9%)が多く見られた。

  • その中でも、一番のモチベーションは何ですか?

現在、どれくらいの頻度で韓国語学習をしているか聞いてみると、30.5%が週3回以上語学学習を行っている事が分かった。学習している人のうち、1日あたり30分以上学習している人は57.3%となっている。

韓国語の現在のレベルは、34.5%が「全く分からない」と回答。年代別で見ると、10代、40代、50代では「全くわからない」の回答が最多であったが、20代では「初心者レベル」、30代では「入門レベル」が最も多い。

  • 現在あなたの韓国語習得レベルはどの程度ですか?

韓国語学習では何を活用しているか尋ねてみると、「動画」「アプリ」「教本」が多数派であった。さらに、月ごとの韓国語学学習にかけている金額は、3人の1人が無料と回答。8割程度が5,000円以下という結果となっている。

韓国語の使用頻度についての質問では、4割以上が週1回以上韓国語に触れており、積極的に韓国語を使っている様子が伺えた。中でも、20代のうち49.2%、30代のうち33.1%が「週に1〜3回」の頻度で韓国語に触れると回答している。

韓国語を使うシーンについては、「動画視聴」(41.2%)と「友人との会話」(36.2%)がトップ2に。韓国語を使う理由は、「韓国のコンテンツをチェックしたいから」が41.8%で最多となり、次いで「韓国の人とコミュニケーションを取りたいから」が4割弱で続いた。

  • 韓国語をどんなシーンで使いますか?

  • 韓国語を使う理由はなんですか?

韓国語の中でよく使う言葉を聞いてみると、「アンニョンハセヨ」や「カムサハムニダ」などのスタンダードな言葉がトップを占め、「ケンチャナヨ」「マシソヨ」「チンチャ」など、日常的に汎用性が高い言葉もランクインした。

韓国で最も魅力的だと感じているコンテンツについて尋ねたところ、33.3%が「食」と回答した。

  • 韓国で最も魅力的だと感じているコンテンツは何ですか?

最も好きな韓国グルメについては、キムチやトッポギ、サムギョプサル、ビビンバ、キンパと、国内でも口にすることの多い韓国グルメがトップ5にランクインした。

好きなK-POPアーティストがいるという人は、61.8%であった。最も好きなアーティストについても聞いてみると、1位「BTS」、2位「TWICE」、3位「SEVENTEEN」「東方神起」となった。以下、「BLACKPINK」「KARA」と女性K-POPアーティストが続く結果に。