九州産交バス、産交バス、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器、井浦商会、QUADRACは2月16日、阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビルの開業にあわせて、3月6日より空港リムジンバスにVisaのタッチ決済を導入することを発表した。

  • 空港リムジンバスにVisaのタッチ決済導入

今回、九産交バスおよび産交バスでは3月23日の阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルのオープンにあわせ、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したVisaのタッチ決済を導入する(熊本県においては、既に熊本市電が実証実験中)。

従来はクレジットカードにて空港リムジンバス利用する際は、事前に券売機で購入し、乗車する必要があったが、非接触・チャージ不要での乗車サービスの提供で、地域の人や国内外からの空港利用者の利便性向上を図り、公共交通利用促進を進めていくとのこと。

運賃支払いは、マークがついているタッチ決済対応のVisa カード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォンなどを乗車および降車時にタッチ決済読取端末の読み取り部にかざすことで出来る。

車内においては、乗車時は乗車口付近に設置している端末「BOSS」にVisaの タッチ決済に対応したカードやスマートフォンなどをタッチ。降車時は、運賃箱上に設置している端末「BOSS」にVisaのタッチ決済に対応したカードやスマートフォンなどをタッチして決済完了となる。

  • 乗車時

  • 降車時

タッチ決済乗降履歴は、交通事業者向け決済および認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイトにて「マイページ」の会員登録手続きの後に確認できる。

  • タッチ決済乗降履歴確認