喜劇俳優の芦屋小雁、女優の勇家寛子夫妻が、21日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。

  • 左から勇家寛子、芦屋小雁=テレビ朝日提供

亡き兄・芦屋雁之助さんと共に喜劇俳優として人気を博した小雁は、6年前に認知症を発症し、現在要介護3の認定を受けている。認知症の本人とその家族がゲストとして出演するのは『徹子の部屋』初。発症当初の様子や、その時の妻の思いも聞く。

妻は、変わりゆく夫に当初「すべてが終わった」という思いにとらわれていたが、ある番組から認知症を公表してはどうかという提案が。最後の仕事のつもりだったが、「死ぬまで芦屋小雁でいたい」との姿勢を貫く小雁に、妻は「今やるべきことが見えた」という。現在、認知症啓発のため講演活動を行っている2人。これまで医師から受けた「なるほど」と思えるアドバイスについても話す。