JR東海は16日、東海道新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスであるEXサービスの会員および登録者数が1,000万人に到達したことを記念したキャンペーンの一環で、3月22・23日に「ドクターイエロー」体験乗車イベントを開催すると発表した。
「ドクターイエロー」の正式な名称は「新幹線電気軌道総合試験車923形」。新幹線の高速運転を支えるさまざまな設備の状況を走りながら検測する「新幹線のお医者さん」として親しまれている。
3月22・23日の体験乗車イベントでは、走行する「ドクターイエロー」(T4編成)に乗車してもらい、2020年に引退した東海道新幹線700系ベースの車内客室や、架線を確認するための「観測ドーム」に着席できる。実際の検測作業の雰囲気を体感できるイベントは、JR東海の会社発足後、初めての開催だという。参加者には乗車記念グッズ(記念乗車証等)がプレゼントされる。
3月22・23日に、東京発(東京駅10時集合・新大阪駅14時頃解散)と新大阪発(新大阪駅14時15分集合・東京駅18時15分頃解散)を運転。途中の駅での乗降はできない。
「EX旅のコンテンツポータル」サイト内の観光プランとして、2月24日14時から2月28日23時59分まで販売され、募集定員は各行程50名(計200名)。申込みはEXサービス会員本人(大人1人)に限り、期間内に申込みした人の中から抽選となる。参加費は2万3,620円。詳細はJR東海キャンペーンサイト「推し旅アップデート」で確認できる。なお、今後も「ドクターイエロー」に乗車できる企画を別途開催する予定とのこと。