俳優の眞島秀和が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(毎週木曜23:59~)第5話がきょう16日に放送される。

  • 左から矢田亜希子、眞島秀和=読売テレビ提供

恋愛作品の名手・原秀則氏による同名コミックスを映像化する同作は、40代独身のデザイナーが、2人の女性との交流を通じて人生と恋、そして過去にやり残した想いと向き合っていく姿を丁寧に描く等身大のヒューマンドラマ。物語は、眞島演じる拓郎のもとに、かつて想いを寄せていた女性・安奈が亡くなったという知らせが届くところから動き出す。安奈との過去に想いを残す拓郎、亡くなった母が過去に愛した人を追うくるみ(中田青渚)、そして拓郎に密かに想いを寄せる絵里(矢田亜希子)。どこか不器用な3人が、互いの考えに触れて刺激し合い、新たな一歩を踏み出していく。

亡くなった母親・安奈がかつて愛した人がどんな人なのか知りたいという想いを抱いたくるみが拓郎と出会い、動き出した物語。先週放送の第4話では、絵里が部下の堀江(古舘佑太郎)から告白を受け、突然の展開に動揺する。一方で拓郎は、大学時代「安奈は拓郎に夢中だった」と学生時代からの友人・宇崎(黒田大輔)から告げられた。

そして今夜放送の第5話では、絵里が偶然出会ったくるみの同級生・悠(木全翔也)から、唐突に「好きなんですよね? 筒見さんのこと」とぶつけられ、たじろぎながらも「ずっと好きだった」と想いを吐露する。そんな想いを抱えた中、海外赴任の打診を受けた絵里は、拓郎への想いが断ち切れず、即決できないでいた。一方で拓郎も勤続20年を迎え、会社からお祝いされるが、今の自分はなりたかった自分なのかと自問する。20年以上、拓郎に片思いをしてきた絵里の秘めていた想いがついにあふれ出す。