パーク24は2月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象とした「憧れのクルマ」に関するアンケートの結果を発表した。「タイムズクラブ」は入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラムだ。

「タイムズクラブ」の会員数は約997万人(2022年12月末現在)。今回のアンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカーなど、クルマに関わるサービスの利用者を対象としたものとなる。調査期間は2022年8月25日〜8月31日。有効回答者数は5,225名。

  • 一度は乗ってみたい憧れのカーブランドは「レクサス」が初の単独トップ

  • 今回3位の「フェラーリ」「BMW」は、これまで6回トップ3入り

一度は乗ってみたいと思う憧れのカーブランドは「レクサス」が16%で1位となった。2015年から本項目の調査を開始したが、レクサスが単独トップとなるのは7回目となる今回が初めてだ。2位は「ポルシェ」の10%、3位は「フェラーリ」「BMW」「メルセデス」が9%で同率となった。

今回3位の「フェラーリ」と「BMW」は、これまで6回トップ3入りしており、根強い人気がうかがえる。

  • 憧れのカーブランド、全ての年代で「レクサス」がトップに

年代別に見ても、全ての年代で「レクサス」がトップだった。30代以上は2位・3位ともに海外のカーブランドのみとなったが、20代は2位に「トヨタ」がランクインし、日本のカーブランドがトップ2を占めた。

  • 憧れる理由は「デザインが好き」が半数以上

憧れのカーブランドを選んだ理由は「デザインが好き」が51%で最も多く、次いで「ステータスを感じられる」が28%、「性能が良さそう」が25%となっている。

  • 「フェラーリ」に憧れる理由は「手が届かないから」

カーブランド別に憧れる理由を見ると、「レクサス」と「メルセデス」、「ポルシェ」と「BMW」でそれぞれ同じ理由がトップ3に並んだ。また、憧れのカーブランドトップ3のうち、「フェラーリ」のみ「手が届かないから」が1位でランクインしている。

  • 好きなクルマのボディタイプは?

好きなクルマのボディタイプは「SUV」が28%で前回に続き1位となった。2位以下は「コンパクトカー」22%、「ミニバン」「軽自動車」13%と続いている。

クルマの所有状況別に見ると、所有者、非所有者ともにトップ2は「SUV」「コンパクトカー」だったものの、所有者は「SUV」が27%で2位以下と10 pt以上の差があったのに対し、非所有者は1位「SUV」が29%、2位「コンパクトカー」が28%でほぼ変わらず、所有状況による違いが見られた。

  • 好きなボディタイプは全世代で「SUV」が強い

年代別で見ても、「SUV」は全年代で1位となり人気の高さがうかがえる。2位は60代以上のみ「セダン」で、そのほかの年代は「コンパクトカー」となった。

  • 好きなクルマのボディタイプと所有するクルマが同じ人は半数超

クルマ所有者のうち、好きなクルマのボディタイプと所有するクルマが同じ人は54%だった。ボディタイプ別では「軽自動車」が約9割と最も多く、好きなボディタイプで全年代トップだった「SUV」は44%で、「スポーツカー」18%とともに半数以下にとどまっている。

今回のアンケートでは、憧れのカーブランドとして上位にランクインしたブランドと、過去6回のアンケート結果に大きな違いは見られなかったが、日本のブランドである「レクサス」が海外ブランドを抑えて初の単独トップとなった。

また、好きなクルマのボディタイプは2年連続で「SUV」がトップという結果となった。