アイドルグループ・SixTONESの京本大我が、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』のスピンオフ作品『ホメる男に知りたい女』(TELASA独占配信)で主演を務めることが分かった。

  • 『ホメる男に知りたい女』(C)天沢アキ・講談社/テレビ朝日・ジェイ・ストーム

天沢アキ氏による同名漫画を映像化する同作は、挫折してひょんなことからレトロな下宿の管理人になった元エリート・設楽紘一(藤ヶ谷)が、最低最悪な出会いを果たした住人のズボラお仕事女子・西島いつか(関水渚)に振り回されながらも、互いに気になり始める、素直になれない“オトナの一つ屋根の下ラブ”。京本は、いつかを巡って紘一の恋のライバルとなったコミュ力最強男子・香取俊を演じている。Web制作会社「コスモインデックス」の社員でいつかの同期でもある香取は、長年いつかに片思い中。転勤で東京を離れていた2年の間に女性がドキッとするような言葉を自然に口にするオトナの男性に急成長を遂げ、戻ってくるなりいつかに再びアプローチを開始した。第5話では、紘一が管理人を務める下宿「銀星荘」に香取が引っ越してくるという新展開を迎えたばかり。

スピンオフドラマ『ホメ知り』では、本編では見られない香取の新たな一面が続々登場するが、そんな香取に興味津々で、“研究対象”として観察することになるのが、「銀星荘」の住人で観察力鋭い健康食品会社の研究員・増田すず(久保田紗友)。すずはアニメやマンガ、ゲームなどの二次元を愛し、“生身の恋愛には興味なし”という理系女子なのだが、香取がいつかに振り向いてもらえないのはなぜかという恋愛における超難問に研究意欲がわき上がる。香取が次にどんな行動に出るのかが気になるすずは、じっくり香取を観察。“生身の恋愛”に疎く、推し活に燃えるちょっと不思議なすずに香取も興味を持ち始める。空気が読めないすずの質問攻めに対応するうち、誰にでも優しい香取の新たな一面が顔を覗かせることに。

■京本大我(香取俊・役)コメント

――スピンオフの配信が決定した時のお気持ちをお聞かせください。

本編に出演できるだけでもうれしいのに、スピンオフまで作っていただけて光栄です。「香取俊を深堀りしていただけるんだ!」という喜びが大きかったですね。このスピンオフでは、香取が下宿に住むようになったのも相まって、より砕けた一面が出ていると思います。会社の中ではかっこいい香取が描かれることが多いんですが、スピンオフには上目使いだったりとか、ちょっとかわいらしい姿が出てきます。香取がなぜこれだけ人に好かれているのか、人に囲まれているのか、そのあたりがわかると思います。このお話は、すず目線で描かれる場面も多いんです。そういう客観的な視点だからこそ、香取の面白い部分に気づける、そんな楽しいドラマです。

――本作で見られる香取の魅力はどんなところですか?

香取の優しさって、本編では恋のアプローチも込みで、基本いつかに向いてることが多いんです。でもこのスピンオフでは、特別恋愛対象というわけでもないすずちゃんに対しても、同じように優しいし、スマートさみたいなものが備わっているのがよくわかります。香取自身がいろんな人に興味をもっているんですよ。恋愛的な意味じゃなくても、例えば「もっとすずちゃんのことが知りたい」とか、香取自身が人に興味をもっているからこそ、周りの人からも好かれているんだな、と思いました。でも、そういう部分だけじゃなくて、実は後半になると、ちょっと荒々しい部分も出てくるんです! そういう本編では見られないような、香取の素の部分をお見せしていきます。すずちゃんの存在が、より香取を自然に引き出してくれるんですよね。それはスピンオフでじっくり描いてくださるからこそ、見られる香取の姿なのかなと思いました。

――スピンオフの配信を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

“キャラ変”というほどじゃないんですけど、本編とスピンオフでは、香取の砕け具合なども違います。スピンオフでは、本当にいろんな表情の香取が見られますので、より愛くるしく感じてもらえたらいいなと思います。本編を見て“設楽派”だという方にも楽しんでいただけると思います。もしかしたらスピンオフを見て“香取派”になるかもしれないし、見た上でもやっぱり“設楽派”だという方もいらっしゃると思うんですが、それはお任せするとして……(笑)。でも、香取推しじゃなくてもすごく楽しめる物語なので、まずはぜひ、見ていただきたいですね。