ヒューマネージは2月6日、「2023年卒 就職活動に関するアンケート」調査の結果を発表した。同調査は、2023年4月入社予定の大学生・大学院生7,851人を対象に行われたもの。
まず、その企業に入社を決めた理由について尋ねたところ、「事業内容」が17.9%で最多となった。次いで「社員の魅力」が16.9%、「企業理念・価値観」が11.2%で続いた。
「社員の魅力」は2013年卒を対象に実施した調査以降はずっと最多であったが、今回初めて「事業内容」が上回る結果に。
10年前の調査結果と比較すると、「社員の魅力」(29.1%→16.9%)が半分近くまで減少し、「事業内容」(11.0%→17.9%)が増えている事が分かる。
入社先を決めた理由を、2013年卒〜2023年卒で比較すると、「社員の魅力」「社風」は2013年以降に減少傾向にあるが、「事業内容」は徐々に増えている。
そのほか、具体的な意見として「事業内容がどのように役立っているかを説明し、そこにやりがいを感じている社員の様子に惹かれた」「事業内容はもちろん、社員の方々から感じる一貫した使命感ややりがいなどにも魅力を感じた」などのコメントが寄せられた。ヒューマネージによると、「事業内容」と「社員の魅力」はつながって存在しているという。