Skyrocketは2月1日、ミレニアル世代・Z世代の資産運用の実態を調査した結果を発表した。調査は2022年12月6日〜8日、20歳〜39歳の男女212人を対象に行われたもの。
まず、ミレニアル世代・Z世代に該当する20代・30代のうち、65%が資産運用をしていないと回答した。
また、資産運用をしている人は全体で35%。男女別に見ると、男性は52%で約半数であるのに対し、女性では17%で2割を下回り、男女差が大きく見られた。
実践している資産運用方法について尋ねると、「NISA/つみたてNISA」が54%で最多となった。次いで、「株式投資」が42%、「投資信託」が31%、「iDeCo」が26%で続いた。また、暗号資産については1割以上(13%)が資産運用先として選択している。
総資産のうち、資産運用している割合が2割未満と答えた人は合わせて64%を占めているが、総資産の5割以上を運用していると答えた人も17%と一定の割合でいた。
資産運用についてどのように知識を増やしているかについての質問で、最も多かったのは「インターネット検索」(45%)で、次いで「YouTubeやSNSでの情報収集」(42%)であった。オフラインでの情報収集の割合は低く、ミレニアル世代ではインターネット経由で情報を得ている人が多い。
投資を始めた理由としては、「老後の資金を貯めるため」(50%)が最多となっており、次いで「預貯金の金利が低いため」(44%)が続いた。また、投資を楽しむ目的も30%ほど挙がっている。
投資を始めた結果、資産がプラスとなっているのは全体の8割弱。資産運用をしている人の多くは、プラスになっている事がうかがえる。