overflowが運営する「Offersデジタル人材総研」はこのほど、副業に関する調査結果を発表した。調査期間は2022年10月末~11月頭、調査対象はOffersに登録している正社員かつ現在副業をしている人、有効回答は160人。
現在の転職意識について尋ねたところ、「良い所があれば転職を考える」が23.5%、「転職活動中」が9.7%、「将来的に独立・フリーランス化を考えている」が9.7%、「独立・フリーランスに向けて準備をしている」が6.2%などとなり、合計66.8%が転職・独立の意向があると回答した。
1週間あたりの稼働時間については、「4時間~8時間未満」が26.4%、「8時間以上~10時間未満(週1日~2日)」が23.8%、「16時間以上~32時間未満(週3日~4日)」が17.6%と続き、「4時間未満」は15.9%にとどまった。
副業の稼働時間帯を聞くと、「本業の就業後(夜)」が最も多く85.0%。次いで「休日」が72.5%、「本業の始業前(朝)」が21.9%、「平日日中」が20.6%となった。
現在、副業で担当している仕事の内容については、「タスクベース」」が圧倒的に多く71.9%。以下、「イシューベース(問題点から整理して一緒に解決策を考えることをベースとした業務)」が30.6%、「顧問・アドバイザー」が20.6%、「コンサル」が15.0%と続いた。
副業先を決める際に障壁となったことはあるか質問したところ、「副業時間の確保」が48.8%でトップ。以降、「就業時間」が39.4%、「報酬バランス」が37.5%、「特に障壁はない」が14.4%、「副業先とのコミュニケーション時間が合わない」が13.8%、「競合認定」が6.3%となった。